リアル登山サバイバルゲーム『Cairn』発表。装備や資源を管理し、自由なルートで誰も登頂したことのない険しい山の制覇を目指す
デベロッパーのThe Game Bakersは6月8日、登山サバイバルゲーム『Cairn』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、2025年配信予定。
本作は、まだ誰も登頂したことのないMount Kamiと呼ばれる山の頂上を目指す登山ゲームだ。登山のゲームプレイにおいては、リアルなシミュレーションが取り入れられているという。
『Cairn』にてプレイヤーは、プロ登山家のAavaとなりMount Kamiの登頂を目指す。山はどこからでも登ることができ、まずは麓を探索しながら山肌の様子を観察し、頂上へと向かうためのルートを見極めることとなる。本作の登山ゲームプレイは難易度が高く、開発元いわくボス戦の連続のような体験になるそうだ。一方で、難易度の調整機能も用意されるとのこと。
登山においてはシンプルで直感的なシステムが採用されている。プレイヤーは、岩肌のホールドできそうな場所を探し、手と足を配置して登っていく。その際には、キャラクターの姿勢や両手両足の力加減、バランスに注意しなければならない。気を抜くとすぐに滑落してしまうという。
また、プレイヤーは資源の管理もおこなわなければならない。登山に使うハーケンやチョーク、フィンガーテープなどのアイテムを用意するほか、食料や水、薬も確保。そうした資源・アイテムを調達するため、登山前にはビバークを設置し、山を探索することになるそうだ。
本作にはExpeditionと呼ばれるゲームモードも収録され、こちらでは主人公のAavaか、Marcoというキャラクターから選択して、さまざまな山でのチャレンジを選択して登山に挑戦。同モードでは、登山のパフォーマンスについてほかのプレイヤーと競う要素も用意される。
本作の開発元The Game Bakersは、ボスバトルアクションゲーム『Furi』や、逃避行アクションRPG『Haven』にて高い評価を得たスタジオ。これらの過去作では、自由に生きることや自由な愛が描かれており、一方の本作『Cairn』では自由なかたちで自らの限界を超えていく。本作は、「自由(freedom)」をテーマにした三部作の最終章として制作中だそうだ。
『Cairn』は、PC(Steam)およびコンソール向けに2025年配信予定だ。