最大50人マルチ対応スケボーゲーム『Wrekless』発表。みんなで一緒に、作ったパークを滑ったりミニゲームに挑戦したり
デベロッパーのFree Range Gamesは6月7日、スケボーゲーム『Wrekless』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、2024年第3四半期に早期アクセス配信予定。
本作は、最大50人でのオンラインマルチプレイに対応するスケボーゲームだ。開発元には、人気スケボーゲーム『Tony Hawk’s Pro Skater』などを手がけたスタッフが所属しているとのこと。
『Wrekless』ではトゥーン調グラフィックが採用され、大都市の中にあるスケートパークなどを舞台に自由にスケボーを楽しめる。華麗なトリック(技)を決めたり、トリックコンボをどんどんつなげていったりでき、コンボを重ねるごとにブーストメーターが溜まっていく。そしてそのブーストを使用することで、重力を無視した派手なトリックを決めることができるという。
なおスケボーの操作システムについての情報は、現時点ではまだ公開されていない。ただ、ありえないトリックを決めることもできるとされており、また『Tony Hawk’s Pro Skater』の開発者が手がけていることからすると、同シリーズのようなカジュアルなスタイルが採用されているのかもしれない。
本作の大きな特徴となるのは、最大50人でのオンラインマルチプレイだろう。スケボーゲームとしてはかなり大規模である。マルチプレイでは、ほかのプレイヤーと一緒に滑って楽しめるほか、ミニゲームに挑戦したり、スケートパークを作成したりといったことが可能。また、1度に20秒間まで録画できる撮影機能が用意されており、特定のスポットでのパフォーマンスを競う際などに役立ちそうだ。
本作のプレイ中には、リアルタイムにパークエディタにアクセスでき、その場でスケートパークを作成可能。利用できるパーツはかなり膨大だそうで、ハーフパイプやレールなどのほか、バウンドする床や溶岩で満ちた火口、ポータルといったユニークなものも用意される。ちょっとした街のようなサイズのスケートパークを作ることも可能だそうだ。作成したスケートパークは、マルチプレイで一緒に滑ることができるほか、コミュニティ内で共有することもできる。
このほか、キャラクターのカスタマイズ要素も用意され、500種類以上のコスメアイテムやエフェクトが収録。ゲーム内実績を達成したりミニゲームをプレイしたりすることでポイントを獲得でき、そのポイントによってアイテムをアンロックできる。作成したスケートパークの天候を変化させるなどのカスタマイズアイテムも存在するとのことだ。
本作の開発元Free Range Gamesは、先述した『Tony Hawk’s Pro Skater』などのスポーツゲームを2000年代から手がけてきたスタッフにより設立。これまでには、『The Lord of the Rings: Return to Moria』などをリリースしており、また『The Callisto Protocol』や『Oddworld: Soulstorm』などの開発に参加した実績もある。本作『Wrekless』は、同スタジオの設立メンバーの経歴を活かしたオリジナル作品となるようだ。
『Wrekless』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに2024年第3四半期に早期アクセス配信予定。正式リリースまでは1年ほどかかる見込みで、その間にパークエディタやミニゲーム、キャラクターカスタマイズなどのコンテンツを拡充させていくとのことだ。