幽霊使役おどかしゲーム『Ghost Keeper』発表。手下の幽霊たちを指揮して人間を怖がらせる、ただし“幽霊退治業者”にご用心

Gaming Factoryは6月5日、『Ghost Keeper』を発表した。モンスターや幽霊を管理して人間を怖がらせるゲームだ。

パブリッシャーのGaming Factoryは6月5日、BLUM Entertainment/Quest Craftが手がけるモンスター管理ホラーゲーム『Ghost Keeper』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年配信予定。

本作は、同ジャンルのクラシック作品である、2003年発売の『Ghost Master』から影響を受けて制作中。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。


『Ghost Keeper』は、19世紀イギリスのとある屋敷を舞台とし、プレイヤーは一風変わったモンスターたちのリーダーとなる。手下である幽霊や悪魔、野獣といったキャラクターたちを指揮し、生者である住民たちを恐怖に陥れるのだ。そうしたモンスターたちは、それぞれ固有の能力をもっており、戦略的に駆使することが求められるという。

本作のゲームプレイシステムの詳細はまだ明かされていないが、先述した『Ghost Master』から影響を受けているということがヒントとなるかもしれない。同作もまた、ゴーストを操って人間たちに恐怖を感じさせる内容となっており、多数の人々が生活している屋敷にて、指定された目標をこなしていく。

『Ghost Master』では、人間の恐怖によって貯まるゲージを消費して、それぞれのゴーストがもつ能力を発動させ、またゲージを貯めるという流れ。目標達成に必要なゲージ量を維持できるように、人間たちを怖がらせ続けないといけないため、パズル的なゲームプレイになる。本作『Ghost Keeper』でも、これに似たシステムが採用されている可能性があるだろう。

 


一方で、本作では屋敷の住人以外に、ブラザーフッドと呼ばれる敵が登場する。公開されたトレイラーでは、特殊な装備によってプレイヤーのモンスターを吸い込んでいる様子がみられる。いわば「ゴーストバスターズ」のような幽霊退治屋である模様。ブラザーフッドは、そうした装備やトラップを駆使してプレイヤーの行動を邪魔してくるため、彼らを上手く避けて出し抜かなくてはならない。また、ブラザーフッドの秘密を盗み出す要素も存在するとのこと。攻略法はいくつも考えられ、試行錯誤しながらのゲームプレイとなるそうだ。

『Ghost Keeper』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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