死にアクションRPG『トライブナイン』正式発表。『ダンガンロンパ』クリエイターとタッグを組んだアカツキ新作、Steam展開引っ提げ本格始動

 

アカツキゲームスは6月6日、『トライブナイン』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。基本プレイ無料のゲーム内課金タイトルとして展開されるという。

『トライブナイン』は死にゲー×アクションRPGだ。『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏率いるTookyoGamesが原案・監修を手がけている。ゲームとしては、数えきれない死を繰り返しながら攻略法を導き出し、強大な敵へと立ち向かうような作品とのこと。舞台となるのは、20XX年、デスゲームによって支配された近未来のネオトーキョー国。失った自由と夢を取り戻すべく、少年少女が死と隣合わせのバトルに立ち向かう。1stトレイラーも公開されているので、世界観はそちらを見ると早いだろう。


プレイヤーは、ネオトーキョーにあるシティを冒険しながら、敵を倒してシティを開放していくという。フィールドを移動し敵とエンカウントすれば、バトルスタート。戦闘はアクション要素が色濃く出ているようで、スタイリッシュなバトルが確認できる。降り注ぐ攻撃を避けたり、弾幕を避けたりと、バトルギミックもあるようで、ボスのような敵も存在する模様。

バトルは3人編成のパーティになるといい、3人が同時にバトルするそうだ。仲間は状況にあわせて動き、敵をひきつけたり、回復をおこなってくれるほか、3人の連携攻撃も繰り出せるという。プレイアブルキャラクターは、それぞれキャラクターの個性があるそうで、その性格や特徴がスキルやアクションに反映されているため、操作キャラによって感触が変わりそうだ。


キャラのレベルアップのほかに、ステータスの割り振りや装備の組み合わせによって、自由なビルドを組めるそうだ。本来回復が得意なキャラクターを攻撃に特化する、といった、幅広いビルドも可能とのこと。こうした部分を含め、どういったパーティを組むか、どういったビルドを組むかなど戦略性が問われるようである。

また『トライブナイン』では、フィールドでキャラを移動させる上では、バトル以外のさまざまなイベントが発生するそうだ。路上や宝箱からアイテムを獲得したり、パズルをはじめとしたミニゲームをクリアしたり、街の住人からの依頼をこなしたりなど、いろいろとクエストが発生するようである。


『トライブナイン』はもともと、TookyoGamesとアカツキによるメディアミックス作品として立ち上げられ、アニメは2022年に放映されていた。ゲーム版についてはかねてから3DアクションRPGとして開発されていることが伝えられ、昨年8月にティザー映像が公開。そしてこのたび、正式に発表されたわけだ。プラットフォームはモバイルだけでなくSteamも加わっている。なおSteamではクローズドβテストが実施されるようだ。本日より応募受付が開始されている。なお、小高和剛氏も今回の正式発表に際してコメントを寄せているので、そちらを掲載する:

ゲーム『トライブナイン』いよいよ始動です!アニメ放映から、大変お待たせしました。弊社トゥーキョーゲームスが関わるゲームとしては、今までにないゴリゴリのアクションRPGです。最新ロムをプレイしたら、チュートリアルなのに瞬殺されました。
※追ってアクション苦手な人もフォローしてくれる機能が入るようです。

今作は、PC/モバイルでの配信ということで、開発はアカツキゲームスさんが中心に進めていて、トゥーキョーゲームスは、世界観の原案と、小松崎としまどりるがキャラクターデザイン、高田と福田がサウンドで参加しております。バトルでもフィールドでも、キャラクターを自由に操作可能なので、TookyoGamesらしいトンデモ世界観に、どっぷり没入できると思います。TookyoGamesファンの皆さんはもちろん、僕らの作ったゲームを遊んだことがないお客様にも、ぜひ気軽にプレイしてもらいたいですね。なんといっても基本無料ですし!

Steamのストアページも公開されたので、ウィッシュリスト登録、ぜひお願いします!

『トライブナイン』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに開発中だ。