日本の村を彷徨うホラーゲーム『BrokenLore: LOW』発表。謎の敵から隠れながら繰り返される道を進む

Serafini Productionsは6月4日、ホラーゲーム『BrokenLore: LOW』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

デベロッパーのSerafini Productionsは6月4日、ホラーゲーム『BrokenLore: LOW』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、架空の日本の村を舞台にする一人称視点ホラーゲーム。開発元は『BrokenLore』シリーズとして複数の作品を現在手がけており、本作では同シリーズの序章となる物語が描かれるという。


『BrokenLore: LOW』の舞台となるのは、都会から遠く離れた場所に位置する霧雨村だ。主人公のナオミ・モントゴメリーは、自身の音楽キャリアを開始する重要なチャンスを得るためにこの田舎の村を訪れるが、村の邪悪な存在と呪われた秘密に直面し、時間と記憶を巡る旅をおこなうことになる。

霧雨村には住宅地や林などがあり、のどかな田舎の風景が広がっている。ただ、かつてこの村の中心にあった寺院にて何らかの悲劇が起こり、すべての住民が呪われたという伝説があるという。プレイヤーは、霧に包まれ時に雨の降るこの村を歩き、失われた物語を明らかにしていく。

本作のゲームプレイの詳細はまだ明かされていないが、霧雨村は出口のない循環する迷宮のようになっており、プレイヤーは環境がわずかに変化しながら繰り返される曲がりくねった道を進んでいく。そのなかで、この村にまつわる物語を掘り下げ、このサイクルを打破する方法を見つけなければならないとのこと。こうした概要からは、『8番出口』のようなスタイルのゲームプレイになるものと想像される。一方で、道中では日記や手紙を発見できるほか、超自然現象が発生したり、何らかの敵が現れ、生き延びるために隠れたりすることも求められるそうだ。


本作の開発元Serafini Productionsは、東京・渋谷に所在するスタジオで、ドリコムにて新規事業開発マネージャーを務めるSebastiano Serafini氏によって設立。まだリリース実績はないものの、すでに複数の新作を発表しており、その中には先述した『BrokenLore』シリーズがある。これまでに『BrokenLore: FOLLOW』と『BrokenLore: UNFOLLOW』が発表済みで、本作『BrokenLore: LOW』はこれらの作品の序章にあたるそうだ。なお、日本が舞台となるのは本作のみのようである。

『BrokenLore: LOW』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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