日本の田舎オープンワールドレースゲーム『JDM: Rise of the Scorpion』7月18日無料配信へ。ドリフトを駆使し市街地や峠でレースを繰り広げる
パブリッシャーのBeep Japanと4Divinityは6月5日、レースゲーム『JDM: Rise of the Scorpion』を7月18日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)で、価格は無料。
本作は、GAMING FACTORYが手がけるレースゲーム『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』の世界観を体験できるプロローグ版にあたる作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
『JDM: Rise of the Scorpion』(および『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』)では、架空の日本を舞台にしたステージが用意され、プレイヤーは一般道でのレースを繰り広げる。本作においては、ゲーム内に収録された漫画を通じて、主人公の波佐志波斗吏(はさし はとり)の物語が語られる。「サソリ」のニックネームをもつ彼は、伝統的な家柄の出身であり模範的な学生としても知られる、地域一のドリフトレーサー。彼がプライドと傲慢さをレースに持ち込むなか、さまざまなライバルが待ち受けることとなる。
本作には、日本の田舎をモチーフにしたオープンワールドのマップが用意され、市街地から曲がりくねった山道まで何キロもの道が続いている。エリアによって、たとえばドリフトの腕を磨くために最適なルートなどが存在するという。また、昼夜のサイクルや天候の変化も表現される。サソリの愛車には、実在車種をモチーフにしたマシンが用意されるようだ。彼はドリフトを駆使してレースを繰り広げ、ライバルたちに立ち向かう。
レースイベントをこなすなかで漫画上の物語が展開していき、そのなかではさまざまなキャラクターが登場。たとえば、サソリの幼馴染であり恋人でもある石田蒼依(いしだ あおい)は、彼をあらゆる面でサポートしてくれる。このほかにも、有名な流れ者の叔父の車を受け継ぐライバル早志悟(はやし さとる)、ドリフトを得意とするお金持ちの女の子・蔵間あゆみ(くらま あゆみ)、蒼依の親友である加藤佳織(かとう かおり)といった人物が公開されている。そして本作にて描かれる物語は、本編である『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』へと続いていく。
『JDM: Rise of the Scorpion』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに7月18日に無料配信予定だ。また『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに2024年内のリリースが予定されている。