渋谷アクションRPG『レナティス』、現実とゲーム内の「スクランブル交差点」比較お披露目。お馴染みの建物や店が実名で登場、再現度ばっちり
フリューは6月3日、『REYNATIS/レナティス』のゲーム内の風景を、現実の渋谷と比較紹介する画像を公開した。「渋谷警備記録」第1回として公開されたのは、JR渋谷駅のハチ公改札を出てすぐにあるスクランブル交差点をモデルにした風景だ。
『REYNATIS/レナティス』は、フリューより7月25日発売予定のアクションRPGだ。対応プラットフォームは、Nintendo Switch/PS4/PS5。本作は、スクランブル交差点やセンター街、宮下公園、道玄坂など、数々のランドマークを再現した、リアルな渋谷が舞台となる。その一方で、「アナザー」と呼ばれる異界も物語の舞台のひとつだ。そんな世界で、自由を目指す魔法使いの霧積真凛と、秩序ある世界を目指す西島佐理、立場の違う2人の主人公が出会い、物語が動き出す。
同作の公式Xアカウントにて、「渋谷警備記録」と題したゲーム内の渋谷と現実の渋谷を比較した画像が公開された。その第1弾で紹介されたのは、渋谷の玄関とも言えるJR渋谷駅前にあるスクランブル交差点だ。渋谷駅前のアイコンのひとつであるハチ公の横を通り抜けた先にある交差点であり、東京在住でなくともハロウィンやサッカーワールドカップといったのイベントがあった際に人でごった返す様子をニュースなどで見た人も多いだろう。
投稿された画像のうち、ゲーム内の画像を見てみると、建物の配置に関しては現実と遜色ないものになっている。古くからある大盛堂書店や西村フルーツパーラー、三千里薬品といった老舗が実名で登場。画像奥の道玄坂方面には、渋谷のランドマーク的存在である109の姿も。また、中でも目立つ「もんじゃ」の文字でお馴染みの渋谷マスダ亭の看板も再現されている。さらに、UCカードの看板や久光製薬のデジタルサイネージも再現され、人や車が姿を消している以外はスクランブル交差点の景色がばっちりと再現されている。
一方、そんなスクランブル交差点に、見慣れない看板も掲げられている。作中に登場する組織「M.E.A.」の隊員として魔法使いを募集する看板や、「魔法まん延防止措置」なる看板も。本作は、魔法使いが危険対象に認定されている世界となっており、その世界観を表すものになっているわけである。
なお、前述したとおり、『REYNATIS/レナティス』作中の渋谷には、実名の企業名が登場。ほかにもガストがあったり、自動販売機にはサントリーの製品が並んでいたりと、実際の渋谷に近づけるための取り組みがおこなわれている。さらに、今回の比較画像の外には、TSUTAYAでお馴染みの商業ビルQFRONTなども存在するようだ。今後、毎週月曜日に「渋谷警備記録」がSNSにポストされるそうなので、本作に登場するセンター街や宮下公園、道玄坂やスペイン坂など、スクランブル交差点以外の渋谷がどう作られているのかもチェックするといいだろう。
『REYNATIS/レナティス』は、Nintendo Switch/PS4/PS5向けに7月25日発売予定。