影から影へと飛ぶゲーム『SCHiM – スキム -』Steamにて体験版配信開始。街中のあらゆる影が”足場“になる冒険ジャンプアクション


インディー開発者Ewoud van der Werf氏とデベロッパーExtra Niceは5月30日、アクションゲーム『SCHiM – スキム –』の体験版を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。

本作は、あらゆるものの影の中に存在するという“スキム”を主人公とするアクションゲームだ。今回の体験版は、6月11日から18日にかけて開催予定の体験版配信イベント「Steam Nextフェス」への参加に先駆けて配信開始された格好となる。

『SCHiM – スキム –』の主人公であるスキムは、オランダ語で「精霊のようなもの」や「目の端に見えるチラチラしたようなもの」などを意味する言葉で、本作では真っ黒なカエルのような姿で表現。ある日スキムは、主である人間の影から切り離されてしまい、元の影に戻るため彼を追って冒険することとなる。

本作では、街のさまざまなエリアのステージが用意され、プレイヤーはスキムとなり、指定された目標地点を目指して進んでいく。ただし、スキムは影の中でしか存在できないため、周囲にある影から影へと飛び移りながらのゲームプレイとなる。もし日の当たる場所に着地してしまった場合は、直後であればもう1回ジャンプ可能。ミスとなっても、直前の影からやり直せる。

ステージでは、飛び移れる距離にある影を探しながら進んでいくことになるだろう。近くに影がなくても、歩いてくる人物や走行する車などの影を利用できるかもしれない。また、ステージ内でアイテムを発見したり、影の中からオブジェクトなどにインタラクトしたりすることで、新たな影や展開が生まれることもある。

 


今回配信された体験版では、ゲーム序盤と思われるいくつかのステージをプレイ可能だ。最初は、まだ主である人間とはぐれる前で、彼の人生を追うようなかたちで展開。ここでは影の中にいると主を操作でき、状況に応じて影から飛び出すこととなる。たとえば、赤信号で立ち止まったり、踏切が故障して遮断棒が上がらなかったり。どうすれば先に進めるかを考えて、影を伝って行動するのだ。その後、主の影から切り離されてしまう思わぬ事件が発生する。

『SCHiM – スキム –』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S向けに7月18日発売予定。Nintendo Switch/PS5/PS4向けには、弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMよりパッケージ版も国内発売される。そして体験版は、PC(Steam)にて現在配信中だ。