カエル収集・農業シム『Kamaeru: カエルの楽園』6月9日配信へ。家具を配置してカエルあつめ、のんびり農業しながらカエルたちをかわいがる

 

パブリッシャーのArmor Games Studiosは5月29日、Humble Reedsが手がけるカエル収集・農業シミュレーションゲーム『Kamaeru: カエルの楽園』を6月8日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S。Steamストアページによると、日本では時差の関係で6月9日配信となるようだ。

本作は、カエルを集めて育てながら、自然を保護する農業シミュレーションゲーム。のんびりリラックスして楽しめる作品とのこと。ゲーム内は日本語表示に対応する。


『Kamaeru: カエルの楽園』の主人公クレオは、幼馴染のアクセルと久しぶりに再会し、彼の仕事を手伝うこととなる。それは、ふたりが子供の頃に一緒に遊んでいた湿地を、小さなカエルたちのための保護区に作り変えること。その湿地は現在干上がってしまっており、カエルたちが安心して暮らせる環境に再生させながら、保護区として発展させていくのだ。

湿地では、パルディカルチャーと呼ばれる湿地を利用した農業をおこなう。池を作って水を引き込み、湿地の在来種を植えて作物を育てる。その収穫物は、ジャムなどのアイテムに加工して販売することが可能。保護区では、家具などのオブジェクトを購入して自由に配置でき、その家具に引き寄せられるようにしてカエルたちが集まってくる仕組み。本作には500匹以上のカエルが収録され、それぞれに好みの家具がある模様である。

 


保護したカエルは、写真を撮って種類ごとに手帳に記録できるほか、餌を与えて手懐けることも可能。そうすることで保護区の評判が上がりポイントを獲得できる。カエルの餌となるのはさまざまな昆虫であり、湿地にて捕獲して調達。湿地では、収穫物を活用してお金を得るだけでなく、昆虫がやってくる環境に整備することも求められる。造成できる池や、植えられる作物などは、評判ポイントを貯めることでアンロック可能だ。

また、湿地ではパルディカルチャーの考えに基づき、植物や池の配置などを工夫し土壌の炭素バランスに気を配る要素も存在するという。このほか、研究者や家具職人などのNPCと交流する要素も存在。研究者のもとでは、手懐けたカエル同士を交配させて新種のカエルを生み出すことができ、ミニゲーム形式で遺伝子を組み合わせることとなる。


『Kamaeru: カエルの楽園』は、PC(Steam)向けに6月9日に国内配信予定だ。Nintendo Switch/Xbox Series X|S版の日本での配信については現時点で不明だが、販売元Armor Games Studiosはコンソール向けの国内リリースの実績があるため、本作でも期待したいところである。