パン屋経営・ダンジョン探索アクション『Aeruta(アルタ)』最新アプデで手動セーブやスキルリセットなど便利機能いろいろ実装。無料体験版からセーブデータ引き継ぎも可能に

グラビティゲームアライズは5月29日、パン屋経営&ダンジョン探索アクションRPG『Aeruta(アルタ)』向けの最新アップデートを配信した。さらに、今後の開発ロードマップも公開された。

グラビティゲームアライズは5月29日、パン屋経営&ダンジョン探索アクションRPG『Aeruta(アルタ)』向けの最新アップデートを配信した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。

本作はFromDawnが手がける、ダンジョン探索アクションとパン屋経営シミュレーションを組み合わせたRPGだ。今回のアップデート配信にあわせて、配信中の体験版もアップデート。さらに、今後の開発ロードマップも公開された。


『Aeruta(アルタ)』では、勇者になることを目指すキツネ耳の少女チャヤとなり、ダンジョン探索とパン屋経営をおこなう。チャヤは、偶然訪れた街のパン屋を破壊してしまい、修復するお金を稼ぐためそのパン屋で働くことに。ダンジョン探索パートは横スクロールアクションとなっており、ステージにてかわいい見た目ながら危険なモンスターと戦う。チャヤは鞭のような武器を扱い、コンボを決めたり強力なスキルを発動可能。そうして、美味しいパンを作るための素材を入手し持ち帰るのだ。

パン屋経営パートでは、獲得した素材でパンを焼き上げて、島の住民たちにパンを販売する。ここでは素早く品出ししたり、スムーズにお会計をしたりといったことが重要。また、お客はゴミを落としていくこともあるため、速やかに片づけて店内を清潔に保つことも求められる。このほか、パンの開発やスキルツリーを通じた各武器の強化、村の発展などの要素も用意されている。


今回配信された最新アップデートでは、プレイヤーからの意見・要望を元に、ゲームの仕様改善やバランス調整が実施。たとえば、手動セーブ機能の実装や、スキルポイントのリセット機能の追加、スキル習得時のプレビューの追加がおこなわれている。また、コムギ広場ではダッシュができるようになった。アップデートの詳細についてはパッチノートを確認してほしい。

なおSteamにて無料配信中の体験版にも、ゲームバランスの調整を含む同様のアップデートが適用された。新たにセーブ機能も実装されており、これによって製品版へのデータ引き継ぎが可能となっている。また、プレイヤーからの指摘が多かったというローカライズの修正もおこなわれたとのことだ。


今回、今後の開発ロードマップも公開され、現在開発元にて検討されているアップデートの配信時期やその内容が報告された。それぞれ以下のとおりである。

◆6〜7月頃:現在のバージョンのブラッシュアップ
・イベント「歌水祭」で遊べるコンテンツの一般コンテンツ化
・パン屋パートの営業時間終了後の演出追加(窓から見える景色が夕焼けになる)
・トラップ「間欠泉」の仕様・デザインの再設計
・一部ローカライズの調整

◆秋頃:大型アップデートの実施
・2つ目の島の開放
・メインストーリーの追加
・新しいパンの追加
・新しいスキルの追加
・新要素「バッジ」システムの追加
・コムギ広場における新施設の追加

◆冬頃:大型アップデート後のブラッシュアップ
・追加した内容の不具合の調整
・ゲームバランスの調整など


このほかグラビティゲームアライズは、本作の配信を検討している配信者・動画投稿者向けに、配信用のテンプレートやイラスト素材を公開している。素材を利用するにあたっては、禁止事項などを定めた同社の配信ガイドラインを確認してほしい。

『Aeruta(アルタ)』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。また体験版も配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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