ポーカーバトル推理ADV/RPG『オールインアビス イカサマサバキ』発表。相手のイカサマを暴き、スキルを駆使して打ちのめすギャンブルバトル


パブリッシャーのAlliance Artsは5月25日、ポーカーバトル推理ADV/RPG『オールインアビス イカサマサバキ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に配信予定。

本作の開発は、『天誅』シリーズや『オクトパストラベラー』シリーズなどの開発元として知られるアクワイアと、『NEEDY GIRL OVERDOSE』や『Record of Lodoss War-Deedlit in Wonder Labyrinth』などを手がけたWSS playgroundが共同で担当している。


『オールインアビス イカサマサバキ』は、自称稀代の天才ギャンブラーである瀬名原アスハとなり、ギャンブラーとしての成功を目指すポーカーバトル推理ADV/RPGだ。あらゆる賭場を荒らしまわっていた流れ者の彼女は、ギャンブルがすべてを支配する「ギャンブル特区」にて、生涯初の敗北を経験。この街は、最強のギャンブラー集団を名乗る「魔女」たちが支配しており、アスハは魔女たちの打倒を決意する。

本作は、ポーカーの一種であるテキサス・ホールデムを基にした、1対1のカードゲーム。テキサス・ホールデムは、2枚の手札と、対戦相手と共有する5枚のコミュニティカードの計7枚から5枚を選んで手役を作るゲームだ。プレイヤーは強い手役を揃えてコインを賭け、相手に大ダメージを与えて、相手の持ちコインをゼロにして破産させれば勝利となる。


本作ならではの特徴として、主人公のアスハはギャンブラーとしての才能を発揮するさまざまなスキルを扱うことが可能。スキルを使うと、ポーカーの手役を制御したり、相手の手札を看破したりなど、ポーカーを有利に進めることができる。一方の魔女たちは多彩なイカサマを使い、アスハのプレイを妨害してくるそうだ。

本作にてプレイヤーは、魔女たちのイカサマを破らない限り、勝利することは絶対にできないという。そのためには街を探索して、イカサマの真相に繋がるネタを手に入れなければならない。この辺りが本作の推理アドベンチャーパートにあたるのだろう。稼いだお金を使う選択要素が存在することもうかがえる。


なお、今回公開されたトレイラーにも登場する甘味野ウルは、本作における第一の魔女。お菓子が大好きというキャラクターで、勝負を挑んできたアスハを謎の力で一蹴する。主人公のアスハに関しても、「ダメ人間だが、ギャンブルに関してだけは思想・信念がある。見た目美少女、中身おっさん」という設定があり、魅力的なキャラクターたちによって展開される物語も見所となりそうだ。

『オールインアビス イカサマサバキ』は、PC(Steam)向けに2024年内に配信予定だ。