デッキ構築型クレーンゲーム『Clawpido』発表。いろんな効果の景品デッキを構築しクレーンゲームでわしづかみ、指輪を取り戻すお金稼ぎ


デベロッパーのTypinは5月23日、デッキ構築型ローグライク・クレーンゲーム『Clawpido』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信日は未定。

本作は、デッキ構築要素およびローグライク要素のあるクレーンゲームだ。主人公のMorrisが、どういうわけかクレーンゲームの筐体の中に婚約指輪を失くしてしまい、しかし買い直すお金がないため、クレーンゲームに挑戦して指輪を取り戻すことを目指す。


『Clawpido』にてプレイヤーは、クレーンゲームをプレイして景品を掴み取り、その景品を売って新たなクレーンゲームに挑戦することを繰り返していく。Morrisが婚約指輪を失くしたのは、ゲームセンターでもっともプレイ料金の高いクレーンゲームであり、まずは一番お安い機種から挑戦してお金を稼ぎ、段階的にステップアップしていくのだ。

本作では、次のクレーンゲーム機種をプレイするために必要なお金を、指定ラウンド数以内に稼げるかどうかに挑むかたちとなる模様。ラウンドは時間制になっており、狙いを定めアームを下ろしては景品を掴み取り、都度景品を換金していく。1プレイごとにお金がかかり、新たな機種に進むごとに料金がアップしていく模様である。


本作のデッキ構築要素は、クレーンゲームの筐体に入れる景品の構成にあたる。景品は、種類によって換金される金額が異なり、プラスされるだけでなく、逆に減額される残念なものも存在。また、それぞれユニークな効果をもっている。たとえば、指定プレイ数以内に掴み取れなければ価値が下がってしまったり、価値がランダムで決定されたり、あるいは特定の景品の組み合わせで価値がアップしたり、ラウンドの残り時間が増えたりといったものなどが存在する。

そしてラウンドが終了するごとに、ランダムに3つ提示された中から新たな景品を獲得し、デッキに加えることができる。またここでは、プレイ中に掴み取っておいた特別なアイテムを消費することで、提示された景品をリロール(入れ替え)したり、デッキ内の不要な景品を削除したりすることも可能だ。


クレーンゲームをプレイし獲得する景品の組み合わせによって、シナジー効果によって換金額が跳ね上がることがあり、一方で減額される景品もさまざまある。毎回プラスの価値となる景品だけを掴み取ることは難しいようであるため、どのようなデッキを構築し、どの場所にアームを下すのかなどの戦略が問われることになりそうだ。またクレーンゲームの機種によっては、筐体内の台座の形状が変わったり、台座自体が動いたり、あるいは水で満たされて景品がゆらゆら漂ったりし、難易度が変動する模様である。

『Clawpido』は、PC(Steam)向けに開発中。配信日は未定だ。