ソーシャル幼児退行マルチプレイゲーム『ドロボー幼稚園2』Switch向けに配信開始。基本プレイ無料なので、いつでも誰でも幼児退行
ソノリテは5月23日、『ぬすんであそぼ!ドロボー幼稚園2』(以下、ドロボー幼稚園2)を配信開始した。対応プラットフォームはNintendo Switch。基本プレイ無料(ゲーム内課金コンテンツあり)タイトルとして展開されている。
『ドロボー幼稚園2』は、幼児退行マルチプレイゲームだ。プレイヤーは、魔法の粘土でできたドロボーと呼ばれるキャラクターを操作し、3対3にて“おたから”をより多く集めることで競う。ただし、ガチな対戦ゲームというわけではない。勝ち負けを競って優劣をつけることを目的としておらず、怒ったり泣いたりしているドロボーを見つけたら“なでなで”してあげたり、みんなでサボったりなど、かわいさと許され感を楽しむ、独自の雰囲気のゲームとして展開されている。
前作は有料ゲームとして販売されていたが、今作から基本プレイ無料ゲームに転換。コンセプトは引き継ぎつつ、つながりというテーマが加えられており、ドロボー同士が手をつないだり、おたからを交換できたり、ユーザー同士が出会い交流する機能が用意されているとのこと。じぶんだけの秘密基地を作るマイルームなど、ソーシャル要素が全般に揃えられているわけだ。
こうした遊びができるステージとしては、ドロボー幼稚園のほか、ふれあい牧場、ぷかぷか温泉といった場所が用意されている。近日実施されるアップデートでは、ケーキパーティやかいじゅう公園といった楽しげなエリアが追加されるようだ。
なお前作(有料版)からの引き継ぎ要素が存在し、前作プレイヤーには特典として特別な帽子やドロボーコイン、「おしりぺんぺん」アクションといったゲーム内アイテムのほか、ドロボーの色の変更権が用意。前作のドロボーや所持金を引き継ぐことなども可能である。引き継ぎ特典の内容はドロボー幼稚園(前作)の本体価格以上のものになっているそうだ。
本作開発元のunCompany gamesは、ソノリテのゲーム開発部署だ。母体であるソノリテは、B to B(企業向け)の事業をメインとするIT企業。ゲーム会社ではないなかで、新規プロジェクトとして前作『ドロボー幼稚園』を開発。SteamとNintendo Switchで展開したのち、そうした開発ノウハウを生かして第二作目が生まれたわけだ。前作はそれなりに長くアップデートされ、コンテンツ追加やコラボなどがおこなわれており、今作もまた運営型ゲームとしてアップデートされていくのだろう。
『ぬすんであそぼ!ドロボー幼稚園2』は、Nintendo Switch向けに本日より基本プレイ無料で配信中だ。