研究施設サバイバルクラフト『Abiotic Factor』早くも売上25万本突破。最大6人マルチ対応、“圧倒的に好評”なクセ強科学者サバイバル
デベロッパーのDeep Field Gamesは5月13日、サバイバルクラフトゲーム『Abiotic Factor』の売り上げが25万本を突破したと発表した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。
本作は、ソロプレイおよび最大6人でのオンライン協力プレイに対応する1990年代SF風作品。プレイヤーは、地下に存在する巨大な秘密研究所に取り残された科学者となり、クラフトシステムを駆使しながらサバイバルをおこなう。
『Abiotic Factor』の舞台となる地下施設では、科学実験の失敗に端を発して、超自然生物が異次元からポータルを介して現れ、またオーダーと呼ばれる秘密軍事組織などの敵が侵入。この場所に取り残された研究所職員であるプレイヤーは、施設からの脱出を目指しつつ、これらの脅威に立ち向かわなければならない。
プレイヤーキャラクターには、それぞれ特徴の異なる複数のクラスから選択でき、獲得したポイントを割り振って追加的な特性を習得させることが可能。また、ゲームプレイの内容に応じて各種スキルが成長していく。さらに、空腹度や喉の渇き、体温などのほか、睡眠や排泄欲といったステータスがあり、これらを管理しながらサバイバルすることとなる。
クラフト要素としては、武器・防具などの装備品やツール類のほか、乗り物や拠点を作ることもできる。施設内を探索し、オフィスや研究室などにある物資から資源をかき集めてクラフトするのだ。拠点においては、電源の確保も求められる。
本作は、PC(Steam)向けに今年5月3日に早期アクセス配信が開始。今回の発表によると、それからわずか10日で売り上げ25万本を突破したとのこと。本作の同時接続プレイヤー数は、連日ピーク時には2万人前後を記録しており、かなり盛況であることがうかがえる(SteamDB)。
またユーザーレビューにおいては、本稿執筆時点で約5200件が投じられ、その内の96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。まだ開発途上ながら、キャラクタービルド・クラフトなどにおける選択肢の豊富さをはじめ、サバイバルクラフトゲームとしてすでに完成度が高いという意見が多く、『Project Zomboid』や『7 Days to Die』などの人気作の要素を取り入れているという指摘も少なくない。
本作の今後の計画としては、今夏に予定している第1弾を皮切りに、季節ごとに大型アップデートが配信予定。夏のアップデートでは、新たな環境の区画が2種類追加されるほか、敵やアイテム、資源などの追加、ジェットパックやテレポーターの導入などが挙げられている。
『Abiotic Factor』は、PC(Steam)向けに早期アセス配信中だ。