パブリッシャーのDear Villagersは5月14日、Littlefield Studioが手がけた『Machinika: Museum』のPC(Steam)版の無料配布を開始した。配布期間は5月28日2時まで。
本作は、『The Room』や『MYST』から影響を受けて制作された謎解きパズルゲーム。続編『Machinika: Atlas』のリリースが年内に控えていることもあって、このたびDear Villagers主催のセールにあわせて無料配布されることとなったようだ。ちなみに通常価格820円の作品である。
『Machinika: Museum』は、遠い未来の博物館を舞台にする謎解きパズルゲームだ。ゲーム内は日本語表示に対応。本作の世界では、地球外文明からもたらされた特異な機械が見つかることが珍しくなく、博物館に寄贈されてくるという。そしてプレイヤーは、送り主不明の謎の機械を預かり、手探りで修理することを目指す。
本作はチャプター形式で進行し、それぞれ異なる機械が届けられ修理することとなる。たとえばチャプター1では、3Dプリンタのような機械が登場。プレイヤーはポイント&クリック操作にて機械のあらゆる場所を調べ、動きそうなパーツを操作して、故障の原因や修理方法を探っていく。本作では、基本的にプレイヤーを導くようなヒントが提供されることはなく、注意深く機械を観察して試行錯誤することになるだろう。
なお、3Dプリンタを修理すると任意のパーツを複製できるようになり、のちのチャプターでの修理で活用可能。ほかにも、機械の内部を観察できる内視鏡や、特殊なネジを外せる磁気ドライバーといったツールも登場する。またチャプター開始時には、それぞれの機械が発掘された際の状況や修理依頼の内容などが記された報告書を通じて、本作の世界観に触れることができる。
本作は2021年3月にリリースされ、PC以外にNintendo SwitchやiOS/Android向けにも展開。Steamのユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約940件のうち91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、非常に高く評価されている。
『Machinika: Museum』のPC(Steam)版の無料配布は、5月28日2時まで実施中だ。ストアページの「Machinika: Museumをもらう」の項目から本作をアカウントに追加することで、期間終了後も保有しプレイできる。この機会にぜひゲットしておこう。