インディーゲームを題材にしたマンガ「デベロッパーズ」コミックDAYSで連載開始。画力に定評のある新井春巻氏が、開発者らを多数取材し執筆


講談社は5月13日、コミックDAYSにて「デベロッパーズ~ゲーム創作沼へようこそ~」(以下、デベロッパーズ)の連載を開始した。コミックDAYSは、サイト・アプリとなっており、同サイト・アプリにアクセスすることで第1話を読むことが可能。

「デベロッパーズ」は、インディーゲームを題材としたマンガだ。主人公となるのは、ゲーム会社に務める新人プログラマー・山本一途。100人以上携わるゲーム開発プロジェクトに従事しており、充実感を抱きつつも自分の裁量があまりないことにモヤモヤしていた。一途はある日、インディーゲーム展示イベントに誘われ、出展者の貫地谷遥と出会うことで、その道に引き込まれていく。


本マンガの執筆にあたっては、インディーゲームに携わる開発者・会社を1年以上取材。作風やチーム、方向性といった部分を取材し、マンガ内の描写に活かしているという。取材先は講談社クリエイターズラボやroom6、わくわくゲームズといったパブリッシャーのほか、『プニヒローダー2』や『ASTLIBRA Revision』といった作品のデベロッパー、そしてTokyo Indiesといったコミュニティも含まれている。また設定監修としては、ヘッドハイの一條貴彰氏が名を連ねている。新井氏は、こうした取材を1年以上かけ連載準備を進めてきたそうだ。

新井春巻氏は、「こはる はる!」や「女子校のこひー先生」などを手がけた漫画家だ。両作は軽妙なかけあいが特徴で、コメディ要素の描写に実績がある。また美麗・かわいらしいキャラを描写するのも得意とする実力派漫画家だ。同氏の公式Xアカウントを見る限り、新井氏自身もゲームおよびゲーム文化に傾倒しているように見え、そうした点でも本作の解像度高さに期待したい。

「デベロッパーズ」は、毎週月曜更新予定。コミックDAYSにて読むことができる。