シベリア鉄道運行・サバイバルゲーム『Trans-Siberian Railway Simulator』5月30日にSteam早期アクセス配信開始へ。運転士として働きつつ、銃を手に「裏稼業」もこなす
パブリッシャーのPlayWayは5月9日、Pentacleが手がける『Trans-Siberian Railway Simulator』の早期アクセス配信を、5月30日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。
本作は、シベリア鉄道の運転士として働くシミュレーションゲームだ。電気機関車の運行に専念できるシミュレーターモードに加えサバイバルモードも収録され、後者では文字どおりのサバイバル要素が導入される。
『Trans-Siberian Railway Simulator』では、ソビエト連邦時代のVL10形電気機関車を再現した貨物機関車が用意。リアルに表現された運転台にはさまざまな機器が搭載され、制御は若干簡略化されているものの、細かな操作を手順どおりにおこない、標識や信号に従って列車を運行させる。そして、接続させた貨車を特定の目的地に指定時間内に運ぶなどの目標をこなすのだ。消耗品である機関車の部品を管理する要素も存在する。
サバイバルモードでは、空腹度や喉の渇き、低体温症、病気、またアルコールや二日酔いといったステータスが主人公に導入。駅などで下車して、食料や飲み物を購入したり、凍えないように暖をとったりなどして管理しなければならない。
さらにマフィアが登場し、彼らのために仕事をこなすことにもなる。銃や弾薬を入手して目的地まで移動したのち、その土地にある施設にて指定の目標を抹殺するなどのミッションに挑むのだ。また銃を使って野生動物を狩ることもでき、入手した肉を売買できる要素も用意される。ちなみに開発元としては、サバイバルモードでのプレイを推奨しているとのこと。
本作の早期アクセス配信は数か月から1年、あるいはそれ以上にわたって実施される見込み。そして開発が進められるなかでは、先述したマフィア要素やランダムに提示される仕事などのさらなるコンテンツの追加、ゲームの最適化およびバグ修正などをおこなうとのこと。コミュニティから提案されたコンテンツについても、可能な限り追加していく方針だそうだ。
『Trans-Siberian Railway Simulator』は、PC(Steam)向けに5月30日に早期アクセス配信予定だ。また、本作の体験版にあたる『Trans-Siberian Railway Simulator: Prologue』が、PC(Steam)にて現在無料配信中である。