『Hades II』いきなり早期アクセス配信開始、日本語対応。傑作ローグライクアクション『Hades』の続編、サプライズで配信開始

 

デベロッパーのSupergiant Gamesは5月7日、ローグライクアクションゲーム『Hades II』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、価格は3400円(税込)。ゲーム内は日本語表示に対応している。

本作は、高い評価を獲得したローグライクアクションゲーム『Hades』の続編だ。主人公は冥界の王女メリノエ。本作の世界では、ハデスが冥王の座を追われ、時の巨神クロノスとその軍勢によって神々が暮らすオリュンポスが戦火に包まれていた。一方で、正当な冥王であるハデスに忠誠を誓う者たちが、生者の地と死者の地の狭間の領域に身を隠している。そのひとりであるメリノエは、クロノスを打ち倒すべく冥界のその先を目指して戦う。


『Hades II』の基本的なゲームプレイは前作のスタイルを踏襲。いくつもの部屋がランダムに組み合わされたダンジョンにて、部屋内の敵を殲滅しては報酬を得て、次の部屋を選択してさらに進んでいく。たとえば、オリュンポスの神々から授けられる功徳では、攻撃の強化や特殊効果の付加などさまざまなバフ効果を得られ、本作から登場する神も存在する。

また、前作の魔弾に代わって魔陣と呼ばれる能力が導入されており、自分の周囲に出現させた魔陣のエリア内では、取得した功徳によってさまざまな効果を発揮する。後述する魔素材なども含め、黒魔術要素の導入も本作の特徴といえそうだ。このほか、使い魔を手懐けて、戦いにおいて手助けを得る要素なども用意されている。

 


死んだ場合は、道中での強化を失い、辻の郷と呼ばれるメリノエたちの拠点からやり直しとなる。辻の郷では、新たな武器のアンロックや強化、スキルツリー形式でのメリノエの基本ステータスなどの強化、ダンジョンに新たな要素を追加する魔術の実行など、恒久的な強化に繋がる要素にアクセス可能だ。

これらの強化要素のアンロックなどには魔素材が必要で、本作ではダンジョンの部屋の報酬として得られるほか、部屋内で採取できることもある。また、魔道具をアンロックすることで入手可能になる魔素材も存在する。ゲームを進めるなかでは、辻の郷にてアクセスできる要素が拡充されていき、同時に物語も展開されていく。


早期アクセス配信が開始された現時点では、すでに前作『Hades』の正式リリース版よりも多くの環境や敵、フルボイス付きキャラクターなどが実装済みだという。そして、少なくとも2024年末まで早期アクセスが実施され、新たなエリアやキャラクター、武器、敵、シナリオイベント、ゲームシステムなどの追加、また実装済コンテンツや翻訳のブラッシュアップなどもおこなわれる計画。最初の大型アップデートは今年後半に配信予定とのことだ。

『Hades II』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中だ。