ゆるキャラ派遣事務所経営ゲーム『プロミス・マスコットエージェンシー』発表。ヤクザの若頭が、マスコットスカウトのため軽トラで田舎町探索

Kaizen Game Worksは4月30日、ゆるキャラ派遣事務所経営ゲーム『プロミス・マスコットエージェンシー』を発表した。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Seriers X|S/Xbox Oneで、2025年配信予定。

デベロッパーのKaizen Game Worksは4月30日、ゆるキャラ派遣事務所経営ゲーム『プロミス・マスコットエージェンシー(Promise Mascot Agency)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Seriers X|S/Xbox Oneで、2025年配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。


『プロミス・マスコットエージェンシー』は、ゆるキャラ派遣事務所経営ゲームだ。主人公であるヤクザの若頭ミチは、荒廃した場末の地カソ町へと追放され、倒産寸前のゆるキャラ派遣事務所を引き受ける羽目に。そして事務所を立て直すなかで、自身の追放の裏に隠された陰謀を暴き出すことを目指す。

本作にてプレイヤーはミチとなり、事務所の副支配人である“ゆるキャラ生物マスコット”のピンキーの助けを得ながら、ゆるキャラ派遣事務所を運営する。カソ町には、マスコットたちが数多く暮らしており、彼らと出会いスカウトし、育成して仕事に行ってもらうのだ。なお本作におけるマスコットとは、“有史以来ずっと人類と共存してきた知的生物”であり、「中の人などいない」とのこと。


カソ町はオープンワールドとなっており、プレイヤーは“田舎でもっとも頼れる乗り物”であり、おんぼろだが改造も可能な軽トラに乗って探索。そしてマスコットを探してスカウトする。マスコットたちは、それぞれ希望・夢・欲望をもっており、それらを理解したうえで上手く交渉しないとスカウトできない。たとえば、お金や名声を求めるものもいれば、コンビニおにぎりを食べたいだけのもの、全世界が地獄の業火に焼かれる様を見たいというものなどがいるという。

見事スカウトに成功したマスコットには、訓練を受けさせたうえで仕事に行ってもらう。そして仕事に成功するとお金を得られ、マスコットは経験を積むことができ、さらに事務所の評判を広めることにも繋がる。ただし、仕事現場では予測不可能なトラブルが発生。マスコットには大敵の狭い出入り口や、キッチンの火災、恐ろしい悪霊などが待ち受けているという。

そうしたトラブルに対しては、ヒーローカードによって対応できる。ヒーローカードは、カソ町で出会えるさまざまなキャラクターを表したもので、上手く活用することでどんな困難にも打ち勝つことができるとのこと。


本作の開発元Kaizen Game Worksは、高い評価を得たオープンワールド殺人ミステリーゲーム『パラダイスキラー』を手がけたことで知られるスタジオだ。同スタジオにとっての第2作目となる本作『プロミス・マスコットエージェンシー』においては、多彩な開発者とのコラボが実施。UNSEENの中村育美氏と待鳥まい氏がコンセプトやアートディレクションを手がけ、カソ町の世界観やキャラクターを担当しているほか、『バイオハザード』シリーズなどに携わる作曲家の小池令氏、英国で活躍する漫画家インコ・アイ・タキタ氏なども参加している。

『プロミス・マスコットエージェンシー(Promise Mascot Agency)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2025年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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