ダークファンタジー・メトロイドヴァニア『Venture to the Vile』5月22日へと発売延期。モンスターの力を取り込み、奇妙な街を探索
アニプレックスは4月30日、Studio Cut to Bitsが手がけるダークファンタジー・アクションアドベンチャーゲーム『Venture to the Vile』のPC(Steam)版について、5月7日から5月22日へと発売延期すると発表した。ゲーム性のさらなるクオリティアップをおこなうことが理由とのこと。
『Venture to the Vile』は、メトロイドヴァニアスタイルのダークファンタジー・アクションアドベンチャーゲームだ。舞台となる奇妙な街レイニーブルックは、ヴァイルと呼ばれる謎の存在に侵略された状況にあり、鹿の仮面をつけた主人公は、手遅れになる前にヴァイルを倒し、行方不明になった親友エラを探し出すべく戦う。
2.5Dスタイルが採用された本作のステージには奥行きがあり、場所によって背景にあるエリアへと進み探索できる。仕掛けを解かないと通れない道も存在するという。街では個性豊かな住人たちと出会うことができ、クエストをこなし彼らを手助けするなかで、物語が展開されていく。また、昼と夜のサイクルや天候が表現され、それらがゲームにさまざまな影響を与えるほか、特定の条件でのみ出現するサブクエストなども存在する。
街にはヴァイルのモンスターが蔓延っており、主人公はモンスターを倒して“吸収”することで、その力を受け継ぐことが可能。ヴァイルの力により、より凶悪な敵を倒すことができるようになり、またマップ攻略の助けにもなる。そうして新たなアビリティを獲得・成長させながら主人公はどんどん強くなっていくが、徐々にヴァイルのような禍々しい姿へと変貌していくとのこと。
今回の発表にあわせて、本作の「デラックスエディション」の情報も公開された。価格は通常版が2980円で、デラックスエディションは3428円(共に税込)。デラックスエディションには、本作の舞台となる奇妙な街レイニーブルックの住人たちのサイドストーリーを描いたオリジナルコミックと、ゲーム内の音楽を楽しむことができるオリジナルサウンドトラックが同梱される。
『Venture to the Vile』は、PC(Steam)向けに5月22日16時に配信予定だ。なお本作はPS5/PS4向けにも開発中で、こちらの発売日は未定である。