デベロッパーのMarkese Riversは4月29日、除霊ホラーゲーム『Paranatural』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『Paranatural』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応する除霊ホラーゲームだ。VRでのゲームプレイにも対応し、デバイスの異なるプレイヤー間でも協力プレイが可能とのこと。本作にてプレイヤーは、幽霊が存在するという屋敷に潜入し、その証拠について調査。そして特定した幽霊を祓うことを目指す。
ステージには、夜の森に佇む屋敷が用意されるようだ。公開されたトレイラーでは、いくつかの部屋があるごく普通の住居といった雰囲気で、地下室を含め複数の階層で構成されていることがうかがえる。プレイヤーはこの屋敷内を探索し、装備するアイテムを活用して幽霊の存在を確かめなければならない。アイテムの詳細はまだ明かされていないが、トレイラーでは磁場探知機やカメラ、UVライトなどを使う様子が確認できる。
本作には複数の種類の幽霊が存在し、その種類にあわせた方法で除霊しなければならないという。屋敷内で、儀式のようなものをおこなうことになるようだ。リリース時点では16種類の除霊法が収録され、将来的にさらに追加予定とのこと。除霊に失敗すると相応の代償が待ち受けているそうで、幽霊の種類などを正しく見極めることが求められる模様である。
プレイヤーは目標を達成することで、お金と経験値を獲得。連続して目標達成すればボーナスもつく。そしてゲーム内ストアにて、新たな装備品やスマホのアプリ、キャラクターのカスタマイズアイテムなどを購入できる。スマホアプリには、幽霊調査に役立つ機能が用意されているそうで、一度購入するとずっと保有しておける。ゲームの進行に従って、購入できる装備品などがアンロックされていき、また新たなステージにもアクセスできるようになるとのこと。
本作のこうしたゲームプレイは、人気作『Phasmophobia』などを彷彿とさせる。一方で開発元は、幽霊の表現において他作品との差別化をしようとしているようだ。本作に登場する幽霊は、プレイヤーのあらゆる行動から学んで適応し、それぞれがもつ能力や環境を活かすよう設計されているとのこと。また、プレイヤーのリアクションを基にしたイベントが50種類以上用意され、恐ろしい体験が常に待ち受けているという。
このほかマップエディタが搭載され、オリジナルのマップを作成したり、ほかのプレイヤーが手がけたマップをプレイしたりといったことが可能。そして、上述した幽霊の動的な適応システムは、そうしたオリジナルマップにも対応するそうだ。
『Paranatural』はPC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。