高評価ローグライト・ハクスラアクション『Death Must Die』大型アプデで新ステージ、新キャラなど追加要素いろいろ。同時接続プレイヤー数記録更新の大盛況


デベロッパーのRealm Archiveは4月21日、現在PC(Steam)にて早期アクセス配信中のローグライト・ハクスラアクションゲーム『Death Must Die』向けに大型アップデートを配信した。これを受けて、同時接続プレイヤー数が過去最高を記録するなどの盛り上がりを見せている。


『Death Must Die』は、ローグライク要素やハック&スラッシュ要素のあるアクションゲームだ。プレイヤーは神々から加護を受けるヒーローとなり、世を支配する死神を倒すべく冥界にて戦う。ヒーローには複数のキャラクターが用意され、ゲームを進めるなかでアンロック。それぞれ初期武器や各種ステータスが異なる。

本作は、四方八方から押し寄せる敵の大群に立ち向かう『Vampire Survivor』の流れを汲むスタイルを採用しつつ、アクション性の高いゲームプレイが特徴。レベルアップするたびにさまざまな神が現れ、武器のアップグレードや新たな攻撃手段などの強化を、ランダムに3つ提示された中から得られる。また、引継ぎ可能な要素として防具やアクセサリなどの装備品を獲得でき、プレイスタイルなどにあわせて装備を選ぶ要素もある。

 


本作は、昨年11月にSteamにて早期アクセス配信が開始。本稿執筆時点でユーザーレビューには約1万3000件が投じられ、その内の93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。それからさらに開発が進められており、4月21日には大型アップデートが配信され「Act II」が実装された。目玉要素としては、新たな敵やボスが登場する新ステージDeath Must Dieが追加されている。このほかにも、新ヒーローであるレンジャーのLorienや、女神のニンフルサグ、スキルツリー、ティア2アイテムなどのコンテンツの追加がおこなわれた。

そして同大型アップデート配信後には、同時接続プレイヤー数が急増している。ここしばらくは1000人前後で推移していたところ、アップデートが実施されるやいなや一気に1万人を突破。週末にかけてさらに伸び、これまでのピーク時には約1万6000人にまで達し、本作の同時接続プレイヤー数の記録を大幅更新した(SteamDB)。高い評価を受ける一方で、まだまだ開発途上であることから、新たなコンテンツに飢えていた既存プレイヤーや、新規プレイヤーが多く押し寄せたのだろう。


なお今回の大型アップデートの内容については、プレイヤーからは概ね好評の様子。ただ、難易度やスキルツリーなどに関してゲームバランスの変化を指摘し、「楽しくなくなった」として不評レビューを投じるユーザーも一定数みられる。今後開発元は、そうした意見にも対応していくことになるかもしれない。

『Death Must Die』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。