デベロッパーのVoodooDuckは4月18日、農業アドベンチャーゲーム『Collectors Cove』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示にも対応予定のようだ。
『Collectors Cove』は、船の甲板で農業をしながら海を旅する作品だ。本作の世界では、各地で珍しい作物や魚、お宝を収集するコレクターと呼ばれる職業が若者たちのあいだで人気となっており、プレイヤーは一流のコレクターになることを目指す。また、航海に使う船は巨大な生物の背に乗せられた格好となっており、その生物と一緒に旅をすることも特徴となる。
船の甲板では、プランターを設置すると農業をおこなえる。種を植え水を与えることで、作物は徐々に成長していく。野菜など食料になりそうなものだけでなく、花を咲かせるものや、ヤシの木のような大きな植物を育てることもできるようで、船の装飾として配置できる側面もあるのかもしれない。
船の後方にある船室は住居スペースとなっている。本作では、さまざまなアイテムや装飾品をクラフトでき、自分好みに船をカスタマイズできるそうだ。またアイテムに関しては、気候や風土の異なるエリアを旅する際に役立つものも存在するとのこと。
先述したように、プレイヤーの船は巨大生物の背に乗って移動する。かわいい首長竜のような生物で、その見た目や名前は自由にカスタマイズ可能とのこと。旅をするなかでは、巨大生物とは友達として絆を深めていくことになるそうだ。トレイラーでは、作った農作物を食べさせる様子が確認でき、巨大生物に食料を与えるためにも農業をしなければならないのだろう。また巨大生物は、必要とあらばそのヒレを貸してくれるという。何かの作業を手助けしてくれるのかもしれない。
航海するなかでは小さな島々を発見でき、上陸して釣りをしたり、秘宝や秘密を探ったりできる。収集した珍しい作物や魚、お宝はコレクター大全に記録。集めるごとにランクアップし、また特別な報酬も獲得できる。そうして一流コレクターの肩書きを得られるよう、さらに旅を続けるのだ。
本作の開発元VoodooDuckは、世界探検ストラテジーゲーム『Growth』を手がけ高い評価を得たスタジオ。本作『Collectors Cove』では、農業や航海をテーマにしつつ、巨大生物との交流というヒネリを加えている。巨大生物の背で生活する作品というと、ほかにも『The Wandering Village』や『ドラゴノーカ』などが思い出される。本作では、プレイヤーは巨大生物と友達関係にあるという点を含め、穏やかな世界観が特徴といえそうだ。
『Collectors Cove』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。