対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』が「Steam PC カフェプログラム」に対応。提供ネットカフェなどさまざまな場所でゲーム未購入でも遊べるように

 

Project LUMINAは4月12日、Steam版2D格闘ゲーム『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』がSteam PC カフェプログラムに対応したことを発表した。本プログラムへの対応によって、ネットカフェをはじめ、eスポーツ施設、学校などに同作を容易に導入、運用することができるようになったそうだ。


『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、フランスパンが手がける2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD』シリーズの最新作である。本シリーズにおいては、これまで『月姫』を原作として、キャラクターたちの戦いやストーリーが描かれてきた。そして本作は、『月姫』のリメイク版である『月姫 -A piece of blue glass moon-』を原作に据え、グラフィックやシステムを刷新して新たな戦いが繰り広げられている。

このたび『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』が対応することとなったSteam PC カフェプログラムは、Valve社が提供するサービスのひとつだ。本サービスではインターネットカフェや学校、美術館、ショールーム、そのほか公演用施設が、対象となるSteamのゲームやソフトウェアの商用ライセンスを購入して運用できるとされる。つまり、同サービスを通して本作の商用ライセンスを有する施設では、施設内のPCで本作を提供可能となる。本作が提供されているインターネットカフェなどでは、利用者が本作を所有していなくてもプレイできるわけだ。


さらにSteam PC カフェプログラムを利用している施設では、個人用Steamアカウントでの利用がサポートされている。そのため、施設利用者は普段から使用している自身のアカウントで施設が提供するゲームをプレイできるほか、Steamのバッジや経験値などが、施設のゲームをプレイすることでも獲得できる。また、ゲーム内コンテンツやDLCも、個人用Steamアカウントを通して購入可能だ。この購入に関しては、アカウントにそのまま購入情報が維持されるかたちとなっている。

『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』が今回Steam PC カフェプログラムに対応したことで、同サービスを通して本作が提供されているインターネットカフェなど、さまざまな場所で本作を未購入でもプレイできるようになるだろう。また本作は、原作『月姫』のシナリオを手がけた奈須きのこ氏によるストーリーモードも収録している。格闘ゲームは普段プレイしないが物語を楽しみたいという人も、サービスを提供しているネットカフェなどに足を運んで遊んでみるといいだろう。


MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中。