サンソフトの『SUNSOFT is Back! レトロゲームセレクション』4月18日配信へ、『マドゥーラの翼』『東海道五十三次』『リップルアイランド』が一気に蘇る。“オフィスに残ってた未公開資料”も全部盛り

 

サンソフトは4月11日、『SUNSOFT is Back! レトロゲームセレクション』のダウンロード版を4月18日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、価格は1980円(税込)。なお、パッケージ版は今年の夏頃に発売される。


『SUNSOFT is Back! レトロゲームセレクション』は、かつてサンソフトが手がけ1980年代にファミコン向けにリリースされた『マドゥーラの翼』『かんしゃく玉投げかん太郎の東海道五十三次』『リップルアイランド』の3タイトルを復刻し、まとめて収録する作品だ。ファミコン40周年記念として昨年クラウドファンディングが実施され、初期目標金額の3倍以上となる約2100万円の支援金を集めて、プロジェクトが実現することとなった。

『マドゥーラの翼』は、魔物の軍勢と戦う横スクロールアクションゲーム。ラメール一族最後の生き残りである少女ルシアを操作し、パワーアップアイテムや魔法アイテムも駆使しながら、多種多様なステージに挑む。そして最後に待ち受ける、この世を支配しようと企だてる裏切者ダルトスを倒すことを目指す。

『マドゥーラの翼』
『かんしゃく玉投げかん太郎の東海道五十三次』

『かんしゃく玉投げかん太郎の東海道五十三次』は、江戸時代の日本を舞台にした横スクロールアクションゲームだ。略して『東海道五十三次』と呼ばれることも多い作品である。主人公である花火職人のカン太郎は、特製の花火を江戸で打ち上げるべく、許嫁のももこちゃんが待つ江戸を目指して東海道を旅する。道中では、悪徳商人の剛左衛門が送り込む刺客が現れるため、かんしゃく玉を上手く当てて倒すのだ。

『リップルアイランド』は、とある海に浮かぶ島を舞台にするアドベンチャーゲーム。その島を治めるドテーラ王の一人娘ナサレル王女が皇帝ゲロゲールにさらわれ、魔物による島の侵略が始まったことで、王は勇者を求めておふれを出す。主人公の少年カイルは、これを一攫千金のチャンスと考えて冒険に出ることとなる。本作は、9種類のコマンドを使ったゲームプレイが特徴で、プレイヤーの選択によって数々の難関を突破していく。

『リップルアイランド』


収録各作品には、便利機能としてセーブ機能や巻き戻し機能が追加。またギャラリーモードも用意され、各作品にまつわる当時のイラスト原画や企画書、未公開のイラストなど、サンソフトオフィス内に残されていたものが余すことなく一挙収録されるとのことだ。

『SUNSOFT is Back! レトロゲームセレクション』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けダウンロード版が4月18日配信予定。Nintendo Switch版はすでに予約受付が開始されている。パッケージ版については今年の夏頃に発売予定だ。


またサンソフトは、「ほぼ白いお皿」が抽選で5名に当たるキャンペーン「春のサンまつり」、および「限定クリアファイル」が抽選で10名に当たる「フォロー&リポスト プレゼントキャンペーン」を本日4月11日より開催する。詳細はサンソフト公式X(旧Twitter)を確認してほしい。