合体メカ・シューティングゲーム『ファイナルフォーメーション』発表。『フォーメーションZ』のリブート版、合体により形態を変える新システム導入

シティコネクションは4月7日、ハッピーミールと共同開発するシューティングゲーム『ファイナルフォーメーション』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。

シティコネクションは4月7日、ハッピーミールと共同開発するシューティングゲーム『ファイナルフォーメーション』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、2024年内に発売予定。

『ファイナルフォーメーション』は、かつてジャレコが手がけたシューティングゲーム『フォーメーションZ』のリブート版だ。シティコネクションとハッピーミールは、「ファイナルシリーズ」というSFマルチバース三部作を手がけており、本作は昨年発売された『ファイナルエクセリオン』に続く第2弾作品。第1作目は、ジャレコのシューティングゲーム『エクセリオン』のリブート版となっている。ファイナルシリーズ作品では共通のコンセプトとして、新たなゲーム性とグラフィック、そして漫画家ワタリユウ氏によるコミックストーリーが導入され、壮大な宇宙戦争が描かれる。

本作は、4月7日に開催されたイベント「シュー大祭」にて披露された。発表によると、『ファイナルフォーメーション』は『ファイナルエクセリオン』と世界観を共有しており、プレイヤー機体であるイクスペルが前作のエンディングにも登場していた。またステージでは、『フォーメーションZ』を彷彿とさせる砂漠地帯から始まり、『ファイナルエクセリオン』で見られた都市や基地のあるステージも収録されるという。

「シュー大祭」の配信よりキャプチャ


ゲームシステム面に関しては、『ファイナルエクセリオン』のCELLシステムを進化させたという「PELLシステム」が採用。PELLと呼ばれる機体が登場し、戦闘機型のEXファイターと合体することでロボット型になる仕組みだ。原作『フォーメーションZ』では戦闘機とロボットに変形できたが、本作では合体によって形態を変える格好となる。PELLには戦車型や水中型などいくつかの種類があり、合体時の見た目や性能も異なるようだ。

イベントでは戦車型のPELLが紹介され、ステージ内で自律的に戦っているPELLを見つけて合体する様子などが確認できた。ステージはフリーマップ形式となっており、一部ステージを除き任意スクロールにてプレイする。ステージではミッションが提示され、たとえば特定の標的を探してステージを探索し、撃破を目指すといったものがある模様だ。

「シュー大祭」では実機プレイも披露された。ただし、まだベータ版以前の“素材をぶち込んだだけ”の状態とのこと。開発状況としては、方向性が定まりこれから作り込んでいく段階だそうだ。また、今後ゲームイベントにプレイアブル出展し、フィードバックを得ることも計画していると語られた。

『ファイナルフォーメーション』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2024年内に発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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