人気ショットガン・ロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』Steamでも“圧倒的に好評”スタート。日本語対応&新要素いろいろ、今後マルチプレイ対戦モードも登場へ
パブリッシャーのCRITICAL REFLEXは4月5日、インディー開発者Mike Klubnika氏が手がけたロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』のPC(Steam)版を配信開始した。本作は、さっそく非常に高い評価を獲得し、多くのプレイヤーに楽しまれている。
『Buckshot Roulette』は、ロシアンルーレットをテーマにしたゲーム。プレイヤーはとある施設の一室を訪れ、ディーラーと1対1で命を賭けたゲームをする。ショットガンを使ってロシアンルーレットをおこなうのだ。
勝負は3ラウンド制でおこなわれ、ショットガンには実弾と空の弾薬がさまざまな数のバランスでランダムに装填。そしてプレイヤーとディーラーが交互に、次は実弾だと思うなら相手に向けて、空の弾薬だと思えば自らに向けて引き金を引く。空砲を自分に撃つことができた場合は、プレイヤーのターンが続行する。プレイヤーとディーラーにはそれぞれ体力が存在し、被弾を重ねどちらかの体力が尽きればラウンド終了だ。
2ラウンド目以降には、サポートアイテムがプレイヤーとディーラー双方にランダムに提供され、自らのターンの際に使用可能。体力を回復するタバコや、ショットガンの砲身を切って威力を2倍にするノコギリ、次の弾薬が実弾かどうかを確認できる虫眼鏡、次の弾薬を抜くビール、相手のターンを強制スキップさせる手錠などのアイテムがある。
本作は、昨年12月にitch.io向けに先行してリリースされ、このたびSteam向けにも配信されたかたち。Steam版では日本語表示に対応したほか、コントローラー操作にも対応。また、いわゆるエンドレスモードにあたるDouble or Nothingモード向けに、新たなアイテムが追加されている。未来を知る謎の人物からのメッセージ(実弾のある場所)を聴くことができる携帯電話や、40%の確率で体力2つ回復できるが、外れると1つ失う期限切れの薬、ディーラーのアイテムを1つ奪って使用するアドレナリンなどである。ディーラーのAIの改善も実施さているそうだ。
本作は、itch.io版がリリースされた時点で大きな人気を獲得していたこともあってか、Steam版も好調な滑り出しとなっている。本稿執筆時点で、ユーザーレビューには約1500件が投じられ、その内の98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。ルールはシンプルながら、アイテムを使った駆け引きや、独特の雰囲気をもつビジュアルなどが好評だ。また同時接続プレイヤー数も、これまでのピーク時に約4000人に達しており人気である(SteamDB)。
本作の今後について、まず4月18日にはitch.io版にSteam版相当のコンテンツなどを追加するアップデートが配信される。そして今後数か月の内には、コンソール版をリリースする計画だそうだ。また、コンソール版の発売にあわせてさらなるコンテンツの追加を予定しているとのことで、そのひとつとしてマルチプレイモードの導入が挙げられている。プレイヤーから要望が寄せられていた対戦プレイが、ついに可能になるようだ。