パブリッシャーのFreedom Gamesは3月29日、インディー開発者James Sun氏が手がける闘技場バトル・クリッカーゲーム『Clicker Arena』を4月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で4月16日配信となるようだ。
『Clicker Arena』は、闘技場でのバトルを題材にしたクリッカーゲーム。ランダム性やリプレイ性、リソース管理性を備えた、ローグライク要素のある作品だという。本作では、主人公の勇者である戦士が闘技場の存在する街を訪れ、プレイするたびに展開の異なるモンスターとのバトルを闘技場にて繰り広げる。
闘技場では、次々に襲いくるモンスターに対し勇者が自動で戦う。モンスターを倒すたびにお金を獲得でき、プレイヤーはそのお金を使って、勇者をレベルアップさせて強化したり、新たな勇者を仲間に加えたりなどすることになる。勇者には、初期キャラクターの戦士以外にさまざまなクラスのキャラクターが用意されており、たとえば回復・防御魔法をもつ聖職者や、アンデッドの手下を従える骸骨王などが存在。最大4人パーティを組んで戦うことができる。
またプレイヤーは、味方の勇者だけでなく、敵のモンスターもお金を消費して購入することが可能。カードデッキからランダムに引いた3枚のカードから選択して購入すると、戦う相手が入れ替えられる。勇者パーティの強化具合とのバランスを考えて、バトルに新たな展開をもたらすわけだ。なおカードにはモンスター以外に、さまざまなボーナスを獲得できるものも存在する。
お金の使い道はまだほかにもあり、たとえば闘技場の観客を増やしてより多くのお金をドロップさせたり、勇者にスキルを習得させたり、あるいはショップでアイテムを購入したり。スキルは、各勇者の攻撃や特性を強化する効果などがあり、スキルツリー形式でアンロックされていく。そうしてモンスターと戦い、お金を稼いでは戦略的に投資。もしパーティが全滅するとゲーム終了だ。またバトルが一定段階まで進むと、任意で終了させて街に戻ることもできる。
街では、闘技場でのバトルの結果に応じて獲得したポイントを使って、勇者の初期ステータスを強化したり、新たな勇者クラスをアンロックしたりなどできる。そのたびに街が発展していく要素もあるようだ。そうして準備を整え、ふたたび闘技場での戦いに戻ることとなる。
『Clicker Arena』は、PC(Steam)向けに4月16日配信予定だ。