ミニマルレースチーム運営シム『Golden Lap』発表。シンプル&直感的画面でチームを指揮しレースを戦う、高評価作『art of rally』開発元新作

 

デベロッパーのFunselektorは3月21日、レースチーム運営シミュレーションゲーム『Golden Lap』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に配信予定。

『Golden Lap』は、1970年代のF1シーンをモチーフにしたレースチーム運営シミュレーションゲームだ。ミニマルなビジュアルスタイルを採用した直感的なゲームプレイを特徴とし、プレイヤーはチーム代表者となって、自らのチームを戦略的に管理してシーズンを戦う。ゲームモードには、キャリアモードとクイックレースモードが用意されるようだ。

本作にてプレイヤーは、まずは指揮するチームを10チームほどの中から選択。各チームには強みとする特定の技術などが存在し、また期待される順位も提示される。そしてシーズンが開幕すると、ドライバーやチームスタッフ、レースマシン開発、スポンサーなどに対して予算を配分。予算をどのように振り分けるのかも、ライバルチームに差をつける要素のひとつになるとのこと。


各シーズンでは計14レース以上が開催され、プレイヤーは予選および決勝を戦う。レース時には、レース展開がリアルタイムで表示されるコースのマップと、各種情報がまとめられた画面を通じてチームを指揮。チームの各ドライバーの戦略やマシンのチューニング、ピットストップのタイミングなどを指示しながら、レースの行方を見守ることになる。走行中のドライバーから無線が入り、特定の状況に対し指示を求められることもある模様。また、コース上では天候の変化も表現され、タイヤの選択などに影響を及ぼすようだ。

レース開催日以外には、レースマシンの改善に取り組んだり、チームの管理をおこなったりといった仕事が待っている。シーズンでの優勝や連覇を目指すべく、それまでのレースでの成績や現在の順位をもとに、今後どのようなレース展開を狙うのか戦略を立てながら、チームに指示を送ることになるだろう。


本作を手がけるFunselektorは、ラリーレースゲーム『art of rally』やドリフトレースゲーム『Absolute Drift』といった人気作品で知られるスタジオだ。これらの作品では、本格的なゲームプレイがミニマルなスタイルで表現されており、本作『Golden Lap』もその流れを汲んで制作されていることがうかがえる。また本作では、PvPvEサバイバルホラーシューター『Hell is Others』を手がけたStrelka Gamesも開発に参加しているとのことだ。

『Golden Lap』は、PC(Steam)向けに2024年内に配信予定だ。