マルチ対応ゾンビFPS『Back 4 Blood』Steam版が突然大盛況。『L4D』開発元が手がけたゾンビせん滅シューター、最安値セールにあわせてググッと人気上昇

Turtle Rock Studiosが手がけた協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』が、Steamにてにわかに盛況となっている。Steamスプリングセールにて、これまでの最安値で販売されている影響がありそうだ。

デベロッパーのTurtle Rock Studiosが手がけた協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』が、Steamにてにわかに盛況となっている。Steamスプリングセールにて、これまでの最安値で販売されている影響がありそうだ。


『Back 4 Blood』は、最大4人でのオンライン協力プレイに対応するFPSだ。寄生虫デビルワームによりゾンビ化した人々リドゥンであふれる世界にて、プレイヤーはクリーナーと呼ばれる生存者となり、仲間と共にリドゥンに立ち向かう。ゲームに変化をもたらすカードシステムなどが特徴となっており、キャンペーンモードのほか、リドゥンとクリーナーに分かれて戦うPvPモードも用意されている。

本作の開発元Turtle Rock Studiosは、かつて『Left 4 Dead』シリーズを手がけたことで知られ、『Back 4 Blood』はその精神的後継作として期待が集まるなか、2021年10月に発売された。当時Steam版の同時接続プレイヤー数はピーク時に約6万6000人にまで達し、2022年3月には総プレイヤー数が1000万人を突破。大きな人気を得たが、一方で難易度バランスやパフォーマンス面の問題などにより評価は伸び悩んだ。その後同スタジオは、アップデート配信を重ねて評価を徐々に盛り返していくも、2023年2月に開発終了を発表している(関連記事)。

 


開発は終了となったものの本作のサービスは引き続き提供され、Steam版では、同時接続プレイヤー数にして連日最大2000人前後がプレイする状況が続いていた。そうしたなか、先日3月15日頃からSteam版の同時接続プレイヤー数がググッと急上昇。これまでのピーク時には約1万5000人にまで達しており、ローンチ当時に次ぐ盛り上がりをみせている(SteamDB)。

きっかけとなったのは、時期からしてSteamスプリングセールの開催だろう。本作も同セールに参加し、これまでの最安値となる90%オフの858円で販売されている。本作は発売前から注目を集めていたこともあり、ウィッシュリストに入れていたSteamユーザーも多かったかもしれない。今回格安となったことで新規プレイヤーが増え、賑わいに誘われ既存ユーザーも一部戻ってきたものと考えられる。

*大型拡張DLCが3種配信されており、Steamではこちらもセール中。

『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。SteamやEpic Gamesストアでは、現在90%オフの858円で購入可能である(Steamでは3月22日まで)。また本作は、PS PlusゲームカタログやXbox Game Pass向けにも提供されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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