砂漠ライフシム『きみのまち サンドロック』PC版、最新アプデで急にグラフィック向上。Nintendo Switch版もまた画質改善へ


デベロッパーのPathea Gamesは3月15日、サンドボックスRPG『きみのまちサンドロック(My Time at Sandrock)』のPC(Steam/Epic Gamesストア)版向けに、最新アップデートを配信した。グラフィックの向上を中心とした内容となっている。

『きみのまちサンドロック』は、2019年発売の『きみのまち ポルティア(My Time At Portia)』と世界観を共有するサンドボックスRPGだ。プレイヤーは荒れ果てた砂漠の街サンドロックで生活しながら、雇われビルダーとして街を再興させることを目指す。広大な砂漠のオープンワールド世界のなかで、街の周辺や遺跡、ダンジョンなどを探索して資源を獲得。それを作業場に持ち帰り、さまざまな施設やアイテムをクラフトして街を発展させていくのだ。

また、街には多数の住民が暮らしており、クエストを請け負えるほか、交流するなかで関係を深めることもできる。このほか、本作の世界には敵となるモンスターも存在し、近接・遠距離攻撃を切り替えながらバトル。貯めた経験値を消費することで、戦闘能力を強化するなど、キャラクターの新たなスキルをアンロックすることができる。

 

 


今回本作のPC版向けに配信されたアップデート1.2.3では、グラフィックの向上が実現された。具体的には、キャラクターの肌の透過光表現、キャラクターの瞳のハイライト表現、自然な陰影を表現するアンビエントオクルージョン、ダンジョンおよび屋内環境のエフェクトといった各要素の最適化が実施。また、太陽光エフェクトやゴッドレイエフェクトの追加もおこなわれている。

なお、このグラフィック向上アップデートの適用後、「Lovers」など一部のModを使用しているとセーブデータが破損される可能性があるという。そのため開発元は、Modを無効にするか、Mod側の対応アップデートを待ってからゲームを起動するようにと注意喚起している。アップデートではこのほか各種バグ修正も実施されており、詳細はパッチノートを確認してほしい。

ちなみに、本作のNintendo Switch版向けには3月26日にアップデートが配信される予定となっており、こちらではパフォーマンスの改善が実施される。マップ環境を中心としたビジュアル面の調整などがおこなわれ、それによってプレイ中のパフォーマンスの改善を実現するという。30fps前後で安定して動作するようになるとのこと。

また4月下旬〜5月初旬には、次期アップデート1.3が全プラットフォーム向けに配信予定。同アップデートでは、子供キャラクターのグラフィック改善や、バギーレースミニゲームの追加、Kickstarterキャンペーンでの出資者がデザインした武器の追加、ペットの育成要素などが計画されている。また同時に有料DLCも配信され、野生のモンスターを捕獲してペットにできるようになるコンテンツが収録されるそうだ。

『きみのまちサンドロック(My Time at Sandrock)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5/Xbox One向けに発売中だ。