ドワーフ採掘ローグライトシューター『Deep Rock Galactic: Survivor』早くも売上100万本突破。来週には最初の大型アプデ配信へ


パブリッシャーのGhost Ship Publishingは3月16日、ローグライト・オートシューター『Deep Rock Galactic: Survivor』の売り上げが100万本を突破したと発表した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。

『Deep Rock Galactic: Survivor』は、人気採掘FPS『Deep Rock Galactic』のスピンオフとなる、シングルプレイ用のローグライト・オートシューターだ。開発はFunday Gamesが担当。いわゆる『Vampire Survivors』風のゲームプレイをベースにしながら、スカウト・ガンナー・ドリラー・エンジニアといったキャラクタークラスから装備品まで、原作モチーフの要素がふんだんに取り入れられている。

本作では、四方八方から襲い来る凶暴な虫の大群と戦い、経験値を貯めてレベルアップするとアップグレードを獲得。そうして敵の猛攻に耐え、ボスを倒したら、制限時間内にドロップポッドに乗り込み次なるステージへと向かう。計5ステージで構成され、最終ボスを倒すことができればクリアだ。また、本作はステージ内の岩を砕くことができる要素が特徴で、ステージ間での強化の購入や、恒久的な強化に必要な鉱石を採掘できるほか、ステージ環境を戦略的に変化させられる。

本作は、今年2月14日にPC(Steam)にて早期アクセス配信が開始され、それから1週間で売り上げ50万本を突破。そして今回、発売から約1か月で100万本の大台に到達したことが発表された。本稿執筆時点で、Steamのユーザーレビューには約1万7000件が投じられ、その内の84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。また同時接続プレイヤー数は連日1万人前後で推移しており(SteamDB)、安定した人気となっていることがうかがえる。

また今回の発表にあわせて、新規コンテンツを追加する最初の大型アップデートが、来週配信されることが明らかにされた。具体的な配信日や追加コンテンツの詳細は今後発表されるが、新たな環境のマップを導入することが予告されている。

公開された以下のスクリーンショットには、赤い地面と白い岩で構成されたステージが映し出されている。既存マップよりも、岩の壁がかなり厚く配置されることが特徴といえそうだ。地面から突き出た小さな山のようなオブジェクトも気になるところ。また白いダンゴムシのような敵キャラクターも、追加要素のひとつとなる模様である。


本作のマップは、原作のものがモチーフとなっている。先月公開された本作の開発ロードマップでは、最初の追加マップについて「salty」という言葉を示唆的に用いて説明されていたことから、「Salt Pits」が来週のアップデートにて追加されるのかもしれない。なおロードマップではこのほか、プレイヤーに追従するドローンであるボスコを個別にアップグレードできる要素や、オーバークロック・アーティファクトの追加による装備ビルドのシナジー要素拡充などが挙げられている(関連記事)。

『Deep Rock Galactic: Survivor』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。