『聖剣伝説 VISIONS of MANA』新要素いろいろお披露目。新キャラや新アイテム精霊器など含めて新情報公開

スクウェア・エニックスは3月7日、『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の新情報を発表した。本作では、“精霊器”というアイテムがひとつの鍵となるようだ。

スクウェア・エニックスは3月7日、『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の新情報を発表した。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series X|S/PC(Steam/Windows)。発売日は2024年夏予定。本作では、“精霊器”というアイテムがひとつの鍵となるようだ。


『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、『聖剣伝説』シリーズの完全新作だ。本作は三人称視点のアクションアドベンチャーゲームとなり、冒険の舞台にセミオープンフィールドを採用。主人公のヴァルたちが、マナの樹を目指す冒険の過程で、さまざまなロケーションをシームレスに巡っていく。

今回の発表にて、主人公のヴァル以外のキャラクターの詳細が明かされた。まずは、ヴァルの旅立ちのきっかけとなる幼馴染みのヒナだ。彼女は、ヴァルと同じ火の村ティアナ出身で、火の御子に選ばれた少女である。御子としての役割を果たすため、ヴァルを魂の守り人として連れ、マナの樹を目指す旅に出ることになる。


さらに、ヴァルたちと旅を共にする、2人のキャラクターについても公開。その1人のカリナは、風の谷ロングレン出身で、背中に羽が生えた種族の少女のようだ。しかし、事故が原因で翼を片方失ってしまっている。彼女は、聖獣の子供ラムコに事故で負傷していたところを助けられて以来、親しい間柄であるそうだ。なお、ラムコは『聖剣伝説』シリーズでお馴染みのフラミーによく似た姿をしたキャラクターとなっている。


もう1人は、月の街エテラナ出身であるネコ科の動物のような顔つきをしたモートレアだ。モートレアは、幼い頃に故郷で怒った事件によって、心に深い傷を負っているが、ヴァルたちとの出会いをきっかけに、己の過去と向き合うことになるという。


さらに、精霊器という本作の新要素が発表された。精霊器は、精霊の力を宿した不思議な道具であり、精霊の力を借りることができるアイテムだ。探索においては、フィールド上のさまざまなギミックを作動させることが可能。精霊の力で風や岩、さらに時間までも操り、進むべき道やアイテムを探すことができるという。

さらに、精霊器は、バトルにも役に立つアイテムであるようだ。精霊器を装備することで、キャラクターたちは精霊の力を自身に宿し、“クラス”を変化させるクラスチェンジが可能。クラスチェンジは、ステータスや装備できる武器が変化したり、専用のアビリティや特技が使用できるようになったりといった効果がある。それぞれのクラスによって敵の動きを封じたり、味方を回復したり、さまざまなアビリティが使えるので、クラスの個性を理解して活かすことが、バトルを有利に進める鍵となるそうだ。

月の精霊器ルナスフィアを使ったバトルシーン

なお、精霊が宿る精霊器はひとつではなく、複数存在しているそうだ。今回の発表では、『聖剣伝説』シリーズお馴染みの風の精霊ジンや、月の精霊ルナの登場が明らかになっている。また、各精霊器を装備した際のクラスについても公開されている。風の精霊器ジンブーメランを装備することで、ヴァルはルーンナイト、カリナはマイヒメ、モートレアはワンダラーにクラスチェンジするという。一方、月の精霊器ルナスフィアを装備すると、ヴァルはイージス、カリナはツキヨミ、モートレアはナイトブレードにクラスチェンジするそうだ。

画像左からルーンナイト、マイヒメ、ワンダラー

ちなみに、これまでの『聖剣伝説』シリーズには、ほかにも何体かの精霊が登場している。『聖剣伝説 VISIONS of MANA』においても、ほかの精霊、そしてほかの精霊器が登場し、まだ紹介されていないクラスやアクションが楽しめそうだ。

聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/PC(Steam/Windows)向けに2024年夏に発売予定だ。

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※記事内の画面は開発中のものです。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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