クトゥルフ神話サバイバルホラー『The Sinking City 2』発表。水没した街を探索し、“深きものども”などの敵に立ち向かう


デベロッパーのFrogwaresは3月7日、サバイバルホラーゲーム『The Sinking City 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年発売予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。


『The Sinking City 2』は、2019年に発売された『The Sinking City』の続編となるサバイバルホラーゲームだ。前作に引き続き作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが手がけた「クトゥルフ神話」の世界観をもとにし、1920年代中期アメリカの架空の街アーカムを舞台とする。

アーカムの街もまた、前作と同じく謎の水位上昇による浸水被害に遭っている模様。プレイヤーは迷宮と化した街を探索しながら、深きものどもやミ=ゴ、あるいはオカルト狂信者などの敵と、さまざまな武器を駆使して戦うことになる。なお、トレイラーに登場する主人公らしき男性は、前作で主人公を務めた私立探偵チャールズ・リードではないとのこと。

本作では、インベントリの管理や、オプションとしてのパズル要素、エリアのアンロック、隠しアイテムなどの要素にて、古き良きサバイバルホラーゲームを演出するという。また、環境によるストーリーテリングや、点在する手がかりを利用したサイドミステリー要素を通じて、新たな顛末やゲームプレイボーナスがアンロックされていく。

 


前作『The Sinking City』は、開発元Frogwaresにとってもっとも成功したタイトルのひとつとなったそうで、『The Sinking City 2』では同スタジオの得意とする物語主導のゲーム体験はそのままに、フルスケールのホラーゲームとして進化させるという。また、先述した深きものどもなど、「クトゥルフ神話」を基にしたモンスターがより多く登場することも特徴となるそうだ。

ゲームプレイについては、前作は探偵モノとしての側面が強かったが、本作は戦闘と探索がメインとなり、またホラー要素がより強く押し出されるという。こうした方向性から、マップはややコンパクトになっているそうだ。なお、探偵要素は存在するものの、手がかりを調査するかどうかはプレイヤーの選択に委ねられる。調査した結果、役立つ情報を得られることがあるが、ゲームの進行上必ずしも必要になるわけではないとのこと(Xbox Wire)。

『The Sinking City 2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年発売予定だ。