集落建設シム『Of Life and Land』4月2日にSteam早期アクセス配信へ。野生の動物や植物と影響し合う自然世界にて、いちから街を作る


パブリッシャーのMetarootは3月4日、Kerzovenが手がける集落建設シミュレーションゲーム『Of Life and Land』の早期アクセス配信を4月2日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応予定。価格は24.99ドルとのことなので、日本円では2800円程度になるだろう。

『Of Life and Land』は、とある王国の辺境の地に集落を建設するシミュレーションゲームだ。手付かずの自然の中にいちから集落を作ることになり、そこには野生の動物や植物も存在。本作では住民である人間と、動植物や自然環境が複雑に絡み合うゲームプレイが特徴だという。

本作にてプレイヤーは、集落建設のリーダーとして住民たちを導く。基本的な要素としては、資源の獲得や精製、分配の管理が挙げられる。たとえば木の生えている場所の近くに作業場を建設すると木材を獲得でき、別に建設した倉庫に住民たちが運んでいく。そして住居の建設を指示すると、倉庫から材料を運び出して建てるといった流れだ。ほかの集落の派閥との交易要素も用意される。

集落の住民たちには、家庭や職場でのそれぞれの暮らしがあり、また幅広いニーズをもつ。プレイヤーは、そうしたニーズを把握して対応することが求められる。たとえば冬を暖かくして過ごすより多くのエネルギーが、夏を涼しく過ごすにはより多くの水が必要となる。厳しい状況が続くと住民は披露し、身体に害を及ぼすこともあるとのこと。

 


本作では、人間と自然が同じ空間と資源を共有し、互いに影響し合っている。最初は、人間の入植による自然への影響は微々たるものであるが、住民たちのニーズが大きくなるにつれて、影響も大きくなっていくという。先述した、暖をとったり水を必要としたりというニーズは動物や植物にも存在し、動物は群れを形成し、餌を探すなどしながら生きている。植物についても、特定の条件下でしか育たない種が存在するなどし、人間および動物、環境からの影響を受ける。プレイヤーの行動次第で、自然と共存することも、絶滅に追いやることもできるそうだ。

早期アクセス配信開始時点では、建物の建設・アップグレード、資源の収集・輸送および精製・利用、狩猟と動物の飼育など、本作のコア要素が実装済みの予定。マップエディターを使用して独自のマップやシナリオを作成したり、Modによる拡張にも対応するとのこと。そしてさらに開発が進められるなかで、新たな環境のマップや生産ライン、動物、取引システムなどのコンテンツを追加していく計画だそうだ。正式リリースまでは数年はかかる見込みとされている。

『Of Life and Land』は、PC(Steam)向けに4月2日に早期アクセス配信予定だ。