『ファイナルファンタジーVII リバース』の“顔の光源処理問題”はアップデートで修正予定と開発者がコメント。「特定状況で怖く見える」との反応を受け


『ファイナルファンタジーVII リバース』ディレクターの浜口直樹氏は、海外メディアOne More Gameのインタビューの中で、同作のビジュアルについて言及。アップデートの準備をしていることを明らかにした。またその中で、「顔の光源処理」についても、改善の着手しているようだ。

『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS向けの『ファイナルファンタジーVII』のリメイク三部作の二作目だ。対応プラットフォームはPS5。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースに変化。前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』ではミッドガル脱出を果たすまでの物語が描かれた。第二作目である『ファイナルファンタジーVII リバース』では、ミッドガル脱出からのクライマックスに向かう旅が展開。自由な探索をコンセプトに、広大なワールドマップの中でセフィロスの影を追っていくことになる。


『ファイナルファンタジーVII リバース』においては、グラフィックモードとパフォーマンスモードが選択可能。そのパフォーマンスにおいてのフィードバックが多数寄せられており、2月21日に体験版・製品版含めてパフォーマンスのビジュアル向上アップデートが図られた。One More Gameのインタビューの中で浜口氏は、パフォーマンスモードについてのユーザーの声を聞いているとコメント。近いうちにそうした部分を含めたアップデートを予定していると語った。

また詳細について尋ねられた浜口氏は、プレイヤーの特定の状況で発生する問題についても言及。顔の光源処理によって、キャラの顔が怖い感じに見えるとの報告を受け取っているとして、これも修正するべく取り組んでいると語った。


『ファイナルファンタジーVII リバース』の体験版時点から、クラウドの顔が前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』の顔と違うとの指摘が発生していた。また特定状況においては、顔がかなり怖くなるシーンもあり。いずれも光源処理によるものではないかとも議論されていた。浜口氏ははっきり言及していないが、これらの現象を指しているのかもしれない。

いずれにせよ、今後のアップデートでグラフィックまわりは順次改善されていきそうである。『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS5向けに発売中だ。