シティコネクションは2月28日、探索型横スクロールアクションゲーム『へべれけ えんじょいえでそん』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、3月28日に配信予定。価格は1490円(税込)。
『へべれけ えんじょいえでそん』は、1991年にファミコン向けに発売されたサンソフトのアクションゲーム『へべれけ』の移植版だ。本作では、ナゾの世界に迷い込んでしまった主人公の「へべ」が、元の世界へ帰るために冒険。旅の途中では「おーちゃん」「助左衛門」「ヂェニファー」といったキャラクターたちが仲間になり、それぞれがもつ個性的な技やアイテムを駆使してステージを攻略する。今でいうメトロイドヴァニアのようなスタイルの探索ゲームプレイを楽しめる。
今回の移植にあたっては、新たに「えんじょいモード」が追加。クイックセーブ&ロードや、巻き戻しといった便利機能が利用可能となる。クイックセーブ&ロードについては、データを12個まで登録可能。また、へべの壁登りや、ぢぇにふぁーの水中での急浮上が簡単になる連射(ジャンプ)機能も実装されるという。
このほか「すぴーどらんモード」も収録。クリアまでの時間を計測し、世界中のプレイヤーとランキングにて競うことが可能だ。さらに、いわゆる実績機能もゲーム内に搭載され、またオリジナル版『へべれけ』の当時のパッケージデザインや説明書などを閲覧できる機能も用意される。
シティコネクションというと、以前にもサンソフトの『Gimmick!』を『Gimmick! Special Edition』としてパワーアップ移植した実績がある。本作『へべれけ えんじょいえでそん』については、サンソフトが新作『へべれけ2』を2月29日に発売することもあって、移植する運びとなったそうだ。
『へべれけ えんじょいえでそん』は、Nintendo Switch向けに3月28日に配信予定だ。ちなみに上に掲載した発表会配信のなかでは、他機種での展開もあり得るとのコメントがあった。本作の開発は昨年の年末から開始したそうでで、『へべれけ2』のリリースのタイミングに間に合わせるために、まずはNintendo Switch向けに開発したとのことである。