開発元のCrossBoneは2月28日、幽霊屋敷改装シミュレーター『Paranormal Flipper』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、リリース予定日や価格は未定。日本語対応が予定されている。
『Paranormal Flipper』は、ホラー要素を含む一人称視点のシミュレーター。プレイヤーは呪われた家を安く買い、改装して売ることで利益を上げることを目的とする。
本作では家が呪われていることもあり、改装中に心霊現象が発生するという。狂気(insanity)に陥ってしまうとゲームオーバーになってしまうため、プレイヤーは心霊現象や怪物の脅威を退け、正気を保ちながら改装を続けなければならない。ホラー要素に近づくと狂気が高まってしまうが、これは作業に従事することで軽減できるほか、避難するためのセーフルームも存在するようだ。
また、段階的なアップグレード要素も存在し、家を売って得た資金を使うことでスキルや装備を購入することができるという。次の家を買うだけではなく、ホラー要素に立ち向かいやすくなったり、作業効率をあげたりすることができるのだろう。
本作の開発を手がけるのは、アムステルダムとイスタンブールに拠点を置くCrossBone。今年中に発売を予定している『OttoPunks: Gangs of Bosphorus』や『VanLife Simulator』を開発している。まだ発売された作品はないものの、さまざまなジャンルの作品を手がけている。
ちなみに同じく家の改装シミュレーターとしては『House Flipper』シリーズが存在し、好評を博している。本作『Paranormal Flipper』では家のリノベーションに加えて、ホラー要素や狂気の管理といったサバイバル要素が持ち味となるだろう。今後の続報にも注目したい。
『Paranormal Flipper』はPC(Steam)で発売予定だ。