物理学者携わるSFメトロイドヴァニア『Exographer』発表。謎の惑星で繰り広げられる“科学に基づく”物語・アクション・謎解き

Abylight Studiosは2月27日、『Exographer』を発表した。さまざまな要素が科学に基づいているという、メトロイドヴァニアアクションADVゲームだ。

パブリッシャーのAbylight Studiosは2月27日、『Exographer』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)で、2024年にリリース予定。

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『Exographer』は小惑星を舞台にした2Dアドベンチャーゲームだ。メトロイドヴァニア型の探索要素や、科学的な要素を含んでいるとのこと。主人公は孤立した小惑星で救助ミッションに参加し、絶滅した文明の遺跡を探索することになる。

本作には4つの能力が存在し、これらを組み合わせて6つの異なるエリアを攻略していく。たとえば、天井や壁面を歩いたり、特定の壁の中を通過したりといった具合だ。また、カメラが重要な要素となっており、撮影した写真を分析することで謎を解明することができるようだ。

 


本作は公式説明にて「科学に基づくメトロイドヴァニア」とアピールされている。というのも、本作の開発にはSF作家で物理学者のRaphaël Granier De Cassagnac氏が携わっているそうだ。先述の4つの能力や物語、パズルは科学に基づいているという。また収集要素になるとみられる「pixule」は、実在する素粒子に関連しているようだ。ほかにも何人かのキャラクターは実在する科学者から着想を得ていたり、現実の実験室や天文台を模した場所が存在したりするようで、ゲームをプレイすることで多くの科学的な小ネタを見つけることができるだろう。


開発を手がけるのはスペイン・バルセロナに拠点を置くSciFunGames。スタジオにとって本作が最初の作品となる。先に述べたRaphaël氏がCEOであり、同氏はフランスの高等教育研究機関であるÉcole polytechniqueの科学・ゲームの主任教授(The Science and Videogame academic chair)を務めている。なお本作の音楽は『Stray』や『洞窟物語』のBGM作曲者であるYan Van Der Cruissen氏によって作曲されている。実績あるスタッフたちが携わる、科学に基づくSFメトロイドヴァニアの登場を楽しみにしたい。

『Exographer』は、Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに2024年に発売予定だ。

Kazunori Kandani
Kazunori Kandani

泣けるゲームを求めて徘徊するゾンビ。2Dアクションとカードゲームを愛する。

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