恐竜メトロイドヴァニアアクション『Primal Planet』正式発表。原始世界で探索・クラフトし恐竜と戦う、2人協力プレイ対応


デベロッパーのSeethingSwarmは2月26日、サバイバル・アクションゲーム『Primal Planet』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年配信予定。

『Primal Planet』は、恐竜が生息する世界を舞台にする2Dアクションゲームだ。サバイバルやクラフト、またメトロイドヴァニアやSF要素を組み合わせた作品とのことで、ソロプレイおよびローカル2人協力プレイに対応。プレイヤーは洞窟で暮らす人間となり、家族を守るために冒険する。

本作のステージには、密林や平原、山岳地帯、あるいは水中など多様な環境のエリアが存在し、ティラノサウルスやアパトサウルス、カルノタウルスなどさまざまな恐竜が生息。プレイヤーは、そうした恐竜や原住民と戦いながらステージを探索する。武器にはナイフや槍などがあり、クラフトを通じて入手可能。ステージでは、クラフトのための素材収集も求められる。

クラフトは焚き火がある場所でおこなうことができ、たとえば木と火打ち石を組み合わせれば槍になる。また、槍からは松明をクラフトすることができるようだ。武器は近接攻撃のほか投げて使うこともでき、槍の場合は敵への攻撃だけでなく、壁に突き刺せば足場になる模様である。道具を上手く使うことで探索範囲が広がるのだろう。

 


焚き火ではクラフトだけでなく、主人公のアップグレードも可能。たとえば体力の上限値や移動スピードなどのステータスをアップさせたり、二段ジャンプなどのスキルを習得したりできる。経験値を貯めて得たスキルポイントを消費することになるようだ。

恐竜などとのバトルにおいては、自ら武器を手に立ち向かうほかに、罠をクラフトして設置したり、餌を投げておびき寄せたりなど、戦略的な立ち回りが可能。強大な恐竜に対しては、物陰に隠れて息を潜めたり、寝ている隙にやり過ごしたりといったステルスプレイも求められる。なお、本作では恐竜や原住民だけでなく、先進的なテクノロジーをもつエイリアンも敵として登場するという。

なお2人協力プレイ時には、シノサウロプテリクスという小さな恐竜が2P側のキャラクターとなる。機敏な動きが特徴で、噛み付き攻撃でバトルに参加できるほか、パズルを協力して解くことにもなるとのこと。


本作の開発元SeethingSwarmは、フィンランド在住のインディー開発者Albert van Zyl氏の個人スタジオだ。ゲームデザインからプログラミング、ドット絵デザイン、楽曲制作まで、あらゆるパートを1人でこなしているそうだ。本作『Primal Planet』は、2022年頃からSNS上で開発状況が発信されてきた作品で、このたび正式に発表された。

『Primal Planet』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。