『League of Legends』の対戦格闘ゲーム『2XKO』、タイトルの読み方が分からないと話題。開発元が発音の仕方を説明

 

Riot Gamesは2月23日、対戦格闘ゲーム『2XKO』を正式発表した。これまで「Project L」というコードネームで呼ばれていた作品だ。ついにお披露目された本作の「2XKO」という正式タイトルについて、コミュニティ内ではその“読み方”に関して困惑が広がっているようだ。


『2XKO』は、『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界観を採用する、基本プレイ無料の対戦格闘ゲームだ。ダリウスやエコー、アーリ、ヤスオなどのチャンピオンが参戦。本作では、2対2のタッグ制となるデュオプレイが採用され、ソロで切り替えながらプレイすることも、2人のプレイヤーでチームを組み、それぞれのキャラクターを担当してプレイすることもできる。なお、タッグ制ではなく1対1で対戦することも可能とのこと(関連記事)。

これまで「Project L」と呼ばれていた本作は、先日2月23日に『2XKO』という正式タイトルが発表された。ただ、コミュニティ内での評判はまちまちの様子。何よりまず「どう読めば良いのか分からない」といった声が上がることとなった。「2X」の部分を2回あるいは2倍を意味するものとして「ダブルノックアウト」と読んだり、「X」の部分は掛け合わせることを意味する記号であるとして発音しないのではと推測されたりなど、さまざまな反応がみられる(Reddit)。

正解はというと、日本向けには「ツーエックスケーオー」であると公式に案内されており、海外向けにも「2・X・KO」をそれぞれそのまま発音するのだと発音記号付きで説明。本作のエグゼクティブプロデューサーを務めるTom Cannon氏も、以下の映像にてそのように発音している。


『2XKO』の公式の読み方ははっきりしたものの、このタイトル自体が好ましくないとする意見も少なくない。たとえば、英語以外の言語では発音が難しい場合があるとか、(ほかの格闘ゲームのように)省略して読むことができない、『League of Legends』の要素が含まれていないなど。コードネームであった「Project L」の方がずっと良かったという声も聞かれる。ちなみに、今後も「Project L」と呼ぶと宣言したファンに対して、Riot Gamesは「許す(you’re forgiven)」と反応している。ともあれ、同社としてはこれから『2XKO(ツーエックスケーオー)』として浸透させていくことになるのだろう。

『2XKO』は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに、基本プレイ無料にて2025年配信予定。また、2024年内にはプレイテストの実施が予定されており、公式サイトでは参加者の募集がおこなわれている。