和風メトロイドヴァニアアクション『Bō: Path of the Teal Lotus』7月19日配信へ。杖を振り回し空を翔け、妖怪潜む世界を探索

 

パブリッシャーのHumble Gamesは2月24日、Squid Shock Studiosが手がけるメトロイドヴァニア・アクションゲーム『Bō: Path of the Teal Lotus』を7月18日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S。Steamストアページによると、日本では時差の関係で7月19日配信となるようだ。また、ゲーム内は日本語表示に対応予定とのこと。


『Bō: Path of the Teal Lotus』は、日本の民話を題材にしたメトロイドヴァニア・アクションゲームだ。天界から降りてきた狐天体花という存在の主人公ボーは、古代から続く謎めいた儀式で重要な役割を果たすため、和風世界を冒険する。

日本画のような手描きグラフィックで描かれる本作の世界には、洞窟や呪われた城、活気ある大都市などさまざまなロケーションが存在し、プレイヤーは待ち受ける妖怪たちと戦う。ボーは不思議な杖を持っており、武器として使えるほか、探索における移動アクションにも活用。アクロバティックなテクニックを駆使してステージを踏破するのだ。


道中では妖怪のNPCに出会い、示されたクエストをこなすことで、神秘のお茶を煎じて飲むことができる。これによってボーの杖の新たな能力がアンロックされ、たとえばロータスダッシュやグラップリングガンといった移動スキルを獲得。探索できる範囲がさらに広がっていく。敵への攻撃に役立つスキルも存在するようだ。

また、探索するなかではカラフルなダルマを発見でき、敵とのバトル中に呼び出すと、魔法や強力なアビリティで支援してくれる。このほか、ボーにさまざまな能力を追加できるお守りを集めて装備できる要素や、ステージの各所に隠れているキャラクターを助ける要素なども用意されている。


本作の開発元Squid Shock Studiosは、タイに拠点を置くインディースタジオだ。本作については2022年にKickstarterキャンペーンが実施され、約3800人から約2600万円の資金の獲得に成功。開発においては、『大神』や『Hollow Knight』『ペーパーマリオ』シリーズといったゲーム作品のほか、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」、また「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」のアニメ作品などから影響を受けているそうだ。

『Bō: Path of the Teal Lotus』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに、7月19日に国内配信予定だ。