ミクロなキッズのサバイバル『Grounded』、歴史ミステリーRPG『Pentiment』Nintendo Switch版発表。マイクロソフトのファーストパーティ作品が移植

 

【UPDATE 2024/2/22 7:58】
マイクロソフトは2月22日、『Grounded』と『Pentiment』について、Nintendo Switchに加えPS5/PS4向けにも同日配信開始すると発表した。

任天堂は2月21日、Nintendo Switch向けのサードパーティ新作タイトルを紹介する番組「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2024.2.21」を放送。この海外版にて、マイクロソフトのサバイバル・アドベンチャーゲーム『Grounded』および歴史ミステリーRPG『Pentiment』のNintendo Switch版が発表された。『Grounded』は、海外では4月16日配信予定で、『Pentiment』は2月22日配信予定。


『Grounded』は、虫のようなサイズに身体が小さくなってしまった子供となり、裏庭を舞台にサバイバルをおこなうゲームだ。ソロあるいは最大4人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーはあらゆるものが巨大になった世界を探索し、食料や資源を集めて道具や拠点をクラフト。また、危険な昆虫と戦うことにもなる。そして、なぜ子供たちは小さくなってしまったのか謎を解き明かし、家に帰る方法を探すのだ。

一方の『Pentiment』は16世紀のヨーロッパを舞台にした歴史ミステリーRPGだ。主人公は、宗教と政治の大きな変革の岐路にある時代を生きる、職業画家のアンドレアス・マーラー。バイエルンのアルプス山脈にある小さな町タッシングを訪れた彼は、ある殺人事件に遭遇し、やがて陰謀の渦中に身を置くこととなる。プレイヤーは、タッシングに暮らすさまざまな人との会話やミニゲームを通じて、町や近くの修道院に潜む謎を調査する。


両作品は、『Fallout: New Vegas』や『The Outer Worlds(アウター・ワールド)』などで知られるマイクロソフト傘下のObsidian Entertainmentが開発し、すでにPC/Xbox Series X|S/Xbox One向けにリリースされている。そしてこのたびNintendo Switchでも展開されることになった。マイクロソフトは先日、同社のファーストパーティタイトル4本を他機種にてリリースする方針であると報告(関連記事)。その内の2本が『Grounded』と『Pentiment』のNintendo Switch版だったようだ。なお、『Grounded』のオンライン協力プレイはクロスプレイにも対応するとのこと。

『Grounded』のNintendo Switch版は、海外では4月16日配信予定。『Pentiment』は2月22日配信予定だ。本稿執筆時点では、両作品の日本向けの発売については不明だが、いずれもPC/Xbox Series X|S/Xbox One版は日本語に対応し日本でも発売されているため、Nintendo Switch版の国内発売も期待できそうだ。