8ビットスタイル2Dアクション『ガブリエルの影 Lord of Exile』好評スタート。復讐を誓う騎士が極東の地でサムライと闇に立ち向かう

 

パブリッシャーのPID GamesとPixelHeart は2月15日、『ガブリエルの影 Lord of Exile』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。スペインのゲーム開発者Carlos Azuaga氏が設立したSquidbit Worksが開発を担当している。本作は、レトロゲームにインスパイアされたというアクションゲームだ。

『ガブリエルの影 Lord of Exile』は、闇への復讐に燃える騎士の戦いを描いた2D横スクロールアクションゲームである。太古の昔、戦乱に包まれた極東の地エクシリアは、闇の生物とサムライが跋扈していた。愛する女性を失った騎士ガブリエルは、復讐の戦いへと身を投じていく。

主人公のガブリエルには、剣を使った近接攻撃にジャンプ、ジャンプ中の落下攻撃といったアクションが可能だ。さらに、ステージ途中で投擲武器を入手することで、サブウェポンとして使用できる。投擲武器は回数制限があるものの、遠距離を攻撃できる短剣や斜め上を攻撃できる鎌など、近接攻撃では対応できない位置の敵にも対応できるようになる。


本作は、8つのステージが用意されており、各ステージにはさまざまな障害物や敵が待ち受けている。ガブリエルはゲームを進めることで、「影」の力を習得。影は特定の壁を破壊できるなど、特殊な能力を持っている。また、ステージ最後にいるボスを倒すことで、ガブリエルは近接攻撃のリーチが伸びるなど、さまざまなスキルも習得する。ステージを進めて手に入れた能力を駆使して、先へと進んでいくのだ。

なお、ゲームを一度クリアすることでスピードランモードとボスラッシュモードがアンロックされる。さらに、2人目の主人公であるリリアを使用することができるようになる。リリアは、ガブリエルと比べて移動スピードが速く、遠距離攻撃が通常攻撃となる。ガブリエルとは違ったプレイフィールが味わえることだろう。


本作は、2月15日に配信開始し、本稿執筆時点でSteamでは30件のユーザーレビュー中、80%の好評を獲得。レビュアーは、8ビットライクなグラフィックや、当時を思い出すアクションなどが本作の魅力的なポイントとして挙げている。また、ミスをした際の復帰ポイントがこまめに存在している、適度な難易度も好評の理由として見られる。ほかにも、さまざまなゲームミュージックを手がけた作曲家の古代祐三らが提供したBGMも好評の理由に挙げられている。Steamにてデモ版が配信中なので、興味をもった人はこちらをプレイしてみるといいだろう。

『ガブリエルの影 Lord of Exile』は、PC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。