“諦めなければクリアできる”鬼畜ジャンプゲーム『HopStepHotspring』発表。休日にどうしても温泉に行きたいOL、なぜか三段跳びで山に挑む

MonochromeTalesは2月16日、『HopStepHotspirng』を発表した。ジャンプを駆使して秘湯を目指すアクションゲームだ。

インディーゲーム開発スタジオMonochromeTalesは2月16日、アクションゲーム『HopStepHotspring』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発売日は3月末頃を予定しており、価格は未定。本作は「初心者でも諦めない心があればクリアできる鬼畜ゲーム」を作るというコンセプトのもと、制作されたゲームであるそうだ。


『HopStepHotspring』は、ジャンプを駆使して秘湯を目指すアクションゲームだ。主人公の皆川熱美は、仕事が休みのある日、突然温泉に行こうと思い立つ。どうせ行くなら最高の温泉に行きたいと思った彼女は、山の奥のさらに奥にあるという、伝説の秘湯を目指すことになる。

本作でプレイヤーは、左右の移動キーとジャンプボタンのシンプルな操作でステージを進んでいく。ジャンプは1回押すごとに1段階目、2段階目、最大ジャンプと挙動が変化。Steamストアページの解説によると、1段階目はちょっとしたジャンプ、2段階目は中くらいの気楽なルンルンジャンプ、3段階目はとても高い気合十分の超ジャンプであるとのこと。適切なジャンプを地形ごとに巧みに使い分けることで、スムーズにステージを進んでいくことができるそうだ。


主人公が進んでいく道のりは横に長い1つのステージとなっている模様だ。その地形とギミックはバラエティに富んでいるようで、自宅と思しき建物の中から並木道、車の走る道路に山のような場所がスクリーンショットから確認できる。さらに、中東っぽさが感じられる砂漠地帯らしき場所も。どのようなルートで温泉を目指しているのかは気になるところ。いずれにせよ主人公が目指す秘湯までの道のりは険しいものになりそうだ。熱美は山越え砂漠越え、晴れて温泉にたどり着けるのか、プレイして確かめてほしい。ちなみに、Steamストアページ内の成人向けコンテンツの説明には、「主人公が温泉に入る描写が入る可能性がある」という記載がある。

開発を手がけるのは国内に拠点を置くMonochromeTales。スタジオのSNSアカウントによると、本作は開発者のジャンプ系ゲーム好きが高じて、自分で作ってみたいという思いから開発が始まったとのこと。『Jump King』や『Getting Over It with Bennett Foddy』などが好きだという人のほか、そうではないライトな人にもプレイしてほしいという。少しずつうまくなれるデザインとなっているそうなので、高難易度のジャンプ系ゲームが苦手だという人も挑戦してみていいかもしれない。


『HopStepHotspring』は、PC(Steam)向けに3月末頃発売予定だ。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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