おでん積み上げ物理演算ゲーム『ぐらぐらおでん』Steamにてお披露目。不安定な土鍋に具材を投入しまくる、人気実況グループ幕末志士が手がける新作
デベロッパーのBakumatsu Gamesは2月13日、おでんパズルゲーム『ぐらぐらおでん』のストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『ぐらぐらおでん』は、料理のおでんをテーマにしたバランスパズルゲームだ。コンロの火にかけられた土鍋を真横から見たようなゲーム画面が採用され、プレイヤーは出汁の入った土鍋におでんの具材を投入していく。本作には物理演算が導入されている模様で、コンロに乗せられながらも不安定な土鍋は、投入された具材の重さによってグラグラ傾く。そのバランスを取りながらプレイし、土鍋が傾き具材がこぼれ落ちてしまうとゲームオーバーだ。
具材には、大根やちくわ、はんぺん、しらたきなど、おでんの定番具材が多数用意。土鍋にはノルマ具材が設定されており、それらをすべて投入できれば、土鍋を交換して次の鍋レベルへと移行することができる。鍋レベルが上がると、ノルマ具材の種類が増えるようだ。鍋交換をした際にスコアが計算されるため、できるだけ具材をたくさん投入してから土鍋を交換することがハイスコア獲得のコツだという。
登場するおでんの具材は、顔と手があるかわいい生命体となっており、土鍋に投入して具材同士が手を繋ぐと、連結してスコアがアップする仕組み。また同じ具材同士では、手以外でも接触するだけで連結できる。投入する具材はランダムで用意されるようで、土鍋のバランスを考慮しつつ、上手く連結させるように投入していく。
このほか、具材とは別に串が用意されており、串を打ち込まれた具材と連結具材は、鍋に固定されて落ちなくなる。串の数には限りがある模様で、どんどん具材を積み上げて不安定になっていくなかで、効果的に打ち込むことが求められるのだろう。また、具材を積み上げてゲージを溜めるとフィーバー串が使用可能に。フィーバー串は、打ち込んだ具材を土鍋から消せる便利アイテムだ。
本作の開発元Bakumatsu Gamesは、YouTubeやニコニコ動画、Twitchにて活動している人気ゲーム実況グループ幕末志士による国内デベロッパー。2022年に相撲ゲーム『もろだし相撲』をリリースして注目を集め(関連記事)、本作『ぐらぐらおでん』はそれに続く新作となるようだ。現時点ではSteamストアページが公開されているのみとなっており、近く正式に発表されるだろう。
『ぐらぐらおでん』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。