仮面ライダー育成ゲーム『ライドカメンズ』スマホ向けに発表。“本家”の名だたるクリエイター陣が携わる16人のオリジナルライダー物語

 

株式会社バンダイは2月9日、「仮面ライダー」をテーマとする新作『ライドカメンズ』を発表した。対応プラットフォームはiOS/Androidで、基本プレイ無料にて提供予定。本作は2024年初夏リリース予定で、完全オリジナルとなる16人の仮面ライダーが織りなすストーリーが繰り広げられるという。


『ライドカメンズ』は「仮面ライダー」をもとにする新作のスマートフォン向けゲーム。ジャンルは育成アドベンチャーゲームとされている。主人公は悪の秘密結社「カオスイズム」が暗躍する街で、仮面ライダーをサポートする「エージェント」の役割を引き受ける。個性あふれる16人のオリジナルライダーとともに、街を守るため、運命を変えるため戦いに巻き込まれていく。

本作の特徴は、完全オリジナルの仮面ライダーが登場するストーリーが展開される部分だろう。以前よりテレビシリーズなどに登場した仮面ライダーをモチーフとしたゲームは存在したが、オリジナルライダーを中心とするゲームは珍しい。「仮面ライダーエグゼイド」や「仮面ライダーギーツ」などを担当した脚本家である高橋悠也氏がメインシナリオを担当するとのことで、SNS上では期待の声が寄せられている。

仮面ライダーに変身するキャラクターも個性豊かだ。公式サイトで詳細が公表されているのは現在1名のみだが、公式トレイラーなどからほか数名のキャラクターをうかがい知ることができる。16名の仮面ライダーたちは幾人かのクラスに分かれ、それぞれの得意とする地区を中心に活動しているようだ。

また、トレイラーでは仮面ライダーの一人、魅上才悟の変身後の姿も公開された。仮面ライダーとしては非常に珍しく、顔面から頭部を覆い隠す形状の装甲が見受けられない。戦闘シーンにおいても表情を確認できるようになっているのだろうか。


開発は、これまで複数のモバイルゲームを手がけてきたリベル・エンタテインメントが担当。また公表されたスタッフは豪華な顔ぶれで、先述の高橋悠也氏に加え「仮面ライダーオーズ/OOO」「仮面ライダーギーツ」などでプロデューサーを務めた武部直美氏がプロデュースを担当。メインキャラクターデザインの原案はテレビアニメ「Free!」や「BANANA FISH」の監督を務めた内海紘子氏が手がけている。

また、アクション・ポーズ制作にはミスター平成ライダーの異名ももつ高岩成二氏が協力。高岩氏は平成期に放送された仮面ライダー作品で、そのほとんどの主役ライダーのスーツアクターを務めた人物であり、同氏が監修するとみられるアクションも注目ポイントだろう。

ライドカメンズ』は2024年夏、iOS/Android向けにリリース予定だ。ゲーム内容やキャラクターの詳細については、続報を待ちたい。