庭園謎解き散策ゲーム『Botany Manor』4月10日配信へ。19世紀イギリスの庭園や屋敷を探索し、手がかりを元に植物を育てる

Whitethorn Gamesは2月9日、『Botany Manor』を日本時間4月10日に配信すると発表した。19世紀のイギリスの庭園を舞台にする探索型パズルゲームだ。

パブリッシャーのWhitethorn Gamesは2月9日、Balloon Studiosが手がける庭園散策パズルゲーム『Botany Manor』を4月9日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、Xbox Game Pass向けにも提供される。Steamストアページによると、日本では時差の関係で4月10日配信となるようだ。また、ゲーム内は日本語表示にも対応する模様。


『Botany Manor』は、19世紀のイギリスの庭園を舞台にする探索型パズルゲームだ。本作にてプレイヤーは、その庭園のある屋敷の住人である元植物学者のアラベラ・グリーンとなって、一人称視点にて庭園と屋敷を散策。そのなかで、植物を育てるパズルをこなしていく。

屋敷にはいくつもの部屋があり、また屋敷の周囲には手入れされた広大な庭園が存在。のどかな風景が広がり、鳥のさえずりなどの環境音が聴こえ、リラックスした雰囲気が特徴である。敷地内はいくつかのエリアに分かれており、パズルをクリアすることで、さらなるエリアを散策できるようになる仕組みだ。

そのパズルはというと、用意された植木鉢に土を入れ、種を植えて、水を与えて発芽させる。そして、花を咲かせるべくさらに成長させるというもの。エリアごとに異なる植物を育てることになり、種はエリア内を探索することが発見できる。特定の条件さえ満たすことができればグングン育つため、じっくりと成長を待つことはないが、その条件を見つける部分がパズル要素となっている。

 


たとえば、ある植物は発芽したのち、特定の温度下にないと花を咲かせない。そこで周囲を探索し、その温度を突き止めるべく手がかりを探すのだ。エリア内には手紙や絵画、絵葉書、新聞などが存在し、それらを調べて手帳に記録し、読み解くことで答えが明らかになっていく。そして温室のボイラーを指定の温度に設定し、その植物を育てるというわけだ。

また別の植物は、カメラで撮影することで成長する。本作には、そうした不思議な植物も多数登場するようだ。カメラで撮影するにはフラッシュを焚く必要があり、そのためには閃光粉を用意しなければならない。屋敷内には、いくつもの薬品が並べられた部屋が存在し、そこで特定の薬品を調合して閃光粉を作ることになる。もちろんここでも手がかりを集めて、正しい薬品の組み合わせを導き出すことになるだろう。


本作では、こうして植物の種類ごとの理想的な環境を調べ、植木鉢を手にあちこち探索。そのなかでは、主人公のアラベラにまつわる過去の経歴やその人生、あるいは学者としての道を歩むうえで直面したさまざまな困難を知ることにもなるとのこと。

『Botany Manor』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けに4月10日に国内配信予定だ。Xbox Game Pass向けにも提供される。また、Steamでは現在体験版が配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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