レストラン経営ローグライト『PlateUp!(プレートアップ!)』“圧倒的に好評”で売上150万本達成。15日間にわたる大忙しクッキングアクション


パブリッシャーのYogscast Gamesは2月8日、It’s happeningが手がけたレストラン経営ローグライトゲーム『PlateUp!(プレートアップ!)』について、売り上げ150万本を達成したと発表した。PC(Steam)向けに2022年8月にリリースされてから約1年半での記録達成となる。


『PlateUp!(プレートアップ!)』は、レストラン経営と料理アクションに、ローグライク要素を組み合わせた作品だ。ソロプレイおよび最大4人でのオンライン・ローカル協力プレイに対応。プレイヤーは、選択したテーマに従い自動生成されるレストランの経営者兼シェフとなり、15日間営業することを目指す。

本作にてプレイヤーは、席に案内したお客から注文を聞き、それに応じて料理をし、出来上がったら提供。そして食事を終えたお客の皿を下げ、皿を洗うなどの仕事をこなす。店が汚れたら掃除もしなければならない。なかなか料理が出てこなかったり、満席で座れなかったりなどするとお客の不満が溜まり、最終的には怒って帰ってしまう。そうなるとゲームオーバーとなるため、素早く仕事をこなし、またレストランをアップグレードさせていくのだ。

1日を終えると報酬を獲得し、新たな設備をランダムに提供されるなかから導入できる。たとえば、ターボオーブンやベルトコンベアなどの設備があり、料理や各種作業のスピードアップに繋がる。また、効率的に仕事ができるように、レストラン内の設備や家具のレイアウトを変更することも求められる。


本作はPC(Steam)向けに2022年8月に発売され、同年10月に早くも売り上げ50万本を達成。そして今回、売り上げ150万本に到達した。本作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約1万2000件の内の95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。また実況配信人気も比較的高く、そうした好評ぶりが大きな売り上げに繋がった様子である。

本作の開発元It’s happeningは、インディー開発者Alastair Janse van Rensburg氏が個人で立ち上げたスタジオ(現在は2人で運営)で、コロナ禍のロックダウン中に本作の開発を始めたという。今回の発表のなかで同氏は、本作は友人と楽しむために制作したタイトルであり、世界的に大ヒットする結果となって驚いたと語る。特にローンチ直後の売れ行きは凄まじく、販売元Yogscast Gamesからロイヤリティを受け取る際に送金できる限度額を超えてしまい、銀行に対応を相談したそうだ(GamesIndustry.biz)。


『PlateUp!(プレートアップ!)』は、PC(Steam)向けに配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はちょうどSteam旧正月セールの対象となっており、2月21日までは50%オフの1150円で購入可能だ。

また、2月15日には本作のNintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Microsoft Store)版が発売予定。Xbox Game Pass向けにも提供される。コンソール版の日本での展開は、国内販売元のTeyon Japanから今後発表されるだろう。