まったり町づくりローグライトゲーム『Tranquil Isle』正式発表。建物同士の相性を考えながら、島にてのんびり町づくり

Future Friends Gamesは2月2日、『Tranquil Isle』を正式発表した。自動生成される島を舞台とする、町づくりローグライトゲームだ。

パブリッシャーのFuture Friends Gamesは2月2日、インディー開発者のThomas Daly氏が手がける町づくりローグライトゲーム『Tranquil Isle』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に配信予定。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示にも対応予定のようだ。


『Tranquil Isle』は、プレイするたびに自動生成される島に、町のあるのどかな風景を作り上げる作品だ。バトルや交易などの複雑な要素は存在せず、のんびり楽しめるゲームプレイになるとのこと。ゲームモードは、一定の期間内でいちから町を作るローグライトモードと、制限なく自由に町づくりを楽しめるサンドボックスモードが収録される。

自動生成される島は、小さな小島である場合もあれば、広範囲にまたがる群島として現れることもあり、また草原や雪原、砂漠など、島の基本的な環境もさまざま。プレイ中には昼夜の変化も表現される。ローグライトモードにおいては、そうして現れた島を舞台に、リソースなどを管理しながら町を作っていくことになる。


今回公開されたトレイラーによると、ゲーム画面下に並ぶアイコンから建設する施設を選択し、島に配置していくゲームプレイになるようだ。住宅や酒場、劇場などの建物のほか、噴水や灯台、埠頭、あるいは木々や岩なども配置でき、施設を配置すると自動的に道が繋がって町らしくなっていく。

本作には4種類の資源が存在し、各施設はそれらを消費して建設し、また施設を建設することによって特定の資源を生み出せることも確認できる。各資源は緑・赤・紫・青の表示で色分けされており、それぞれの意味は現時点では不明ながら、施設をどの場所に配置するかによって得られる資源が増減する模様である。

たとえば、酒場は農場や劇場の近くに配置するとより多くの資源を得られるが、酒場同士が隣接すると逆に減ってしまう。住宅の場合は、繁華街や市場が近くにあると良く、鉱山の近くは不向き。そうした施設同士の相性を考慮しながら上手く配置していくことで、町をより大きく発展させていくことができるのだろう。


本作の開発者Thomas Daly氏は、3Dエンバイロメントアーティストとしていくつかのスタジオで働いたのち、現在はフリーで活動している人物。本作『Tranquil Isle』は、『Sid Meier’s Civilization VI』や『ISLANDERS』などからの影響を取り入れつつ、Unreal Engine 5を用いて個人で開発中だそうだ。

『Tranquil Isle』は、PC(Steam)向けに2024年内に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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